クレーン・デリック運転士の過去問
令和2年（2020年）4月
クレーン及びデリックに関する知識 問8
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和2年（2020年）4月 クレーン及びデリックに関する知識 問8 （訂正依頼・報告はこちら）
デリックに関する用語の記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- 作業半径とは、旋回中心とつり具中心との水平距離をいう。
- ブームの傾斜角とは、ブームの中心線と水平面とのなす角をいう。
- 揚程とは、つり具を有効に上げ下げできる上限と下限との間の垂直移動距離をいう。
- 定格速度とは、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、巻上げ、旋回などの作動を行う場合のそれぞれの最高の速度をいう。
- ブームを有するデリックで、つり上げ荷重とは、ブームの傾斜角を最大にしたときに構造及び材料に応じて負荷させることができる最大の荷重をいい、フックなどのつり具分が含まれる。
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この過去問の解説 （2件）
01
1 .適切です。
作業半径とは、旋回中心から水平面に対して垂直に下ろしたつり具中心までの水平距離を指します。
2 .適切です。
ブームの傾斜角とは、ブームの中心線と水平面とがなす角度のことです。
3 .適切です。
揚程とは、つり具を有効に上げ下げできる上限と下限との間の垂直移動距離をいいます。
4 .適切ではありません。
定格速度とは、定格荷重に相当する荷をつって、巻上げ、旋回などの作動を行うときの最高速度のことをいいます。
5 .適切です。
つり上げ荷重とは、構造及び材料に応じて負荷させることができる最大の荷重のことをいい、フックなどのつり具分の質量も含まれます。
ブームを有するデリックにおいては、ブームの傾斜角を最大(垂直に近い状態)にします。
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02
4 .定格速度とは、定格荷重（最大吊り上げ荷重）の荷を吊って、巻上げ、旋回などの作動を行う場合のそれぞれの最高の速度のことです。
1 .作業半径は、クレーンの旋回中心から旋回先端までの旋回可能範囲のことです。
2 .ブームの傾斜角は地面の水平方向とブームの傾きの角度のことです。
3 .揚程はフックを地面と吊り具の間の垂直線上、2巻以上の捨巻きを除いた上げ下げできる距離のことです。
5 .ブームを有するデリックでの吊り上げ荷重とは、ブームの傾斜角を最大（垂直に最も近い）にしたときのフック等を含む最大の荷重のことです。
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