クレーン・デリック運転士 過去問
令和2年(2020年)10月
問26 (原動機及び電気に関する知識 問26)
問題文
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和2年(2020年)10月 問26(原動機及び電気に関する知識 問26) (訂正依頼・報告はこちら)
- コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチである。
- ゼロノッチインターロックは、各制御器のハンドルが停止位置になければ、主電磁接触器を投入できないようにしたものである。
- 直接制御は、間接制御に比べ、制御器は小型・軽量であるが、設備費が高い。
- 直接制御は、容量の大きな電動機では、制御器のハンドル操作が重くなるので使用できない。
- 巻線形三相誘導電動機の半間接制御は、電流の多い一次側を電磁接触器で間接制御し、電流の比較的少ない二次側を直接制御器で直接制御する方式である。
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この過去問の解説 (2件)
01
1 .正しいです。
コースチングノッチは、電動機には通電せずにブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチです。
制御器の第1ノッチとして設けられています。
2 .正しいです。
ゼロノッチインターロックは、各制御器のハンドルが停止位置になければ、主電磁接触器を投入できないようにしたものです。
3 .誤りです。
間接制御器は小型・軽量なのですが、設備費が高いのが特徴です。
4 .正しいです。
直接制御は、電動機の容量が大きい場合は制御器のハンドル操作が重くなるので、回路の開閉が困難になります。
5 .正しいです。
半間接制御は、巻線形三相誘導電動機の電流の多い一次側を間接制御し、電流の比較的少ない二次側を直接制御する方式です。複合制御器ともいいます。
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02
電動機の制御に関する問題です。
制御はクレーンの操作に関する部分なので、実際に操作するまでにしっかり内容を把握しておく必要があります。
正しい記述です。
コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチとなります。
正しい記述です。
ゼロノッチインターロックは、各制御器のハンドルが停止位置になければ、主電磁接触器を投入できないようにしたインターロックです。
記述が逆となっており、間接制御は小型で軽量ですが、設備費が高いのが特徴です。
正しい記述です。
直接制御は、容量の大きな電動機では、制御器のハンドル操作が重くなるので使用できません。大きな電動機は間接制御で行います。
正しい記述です。
巻線形三相誘導電動機の半間接制御は、電流の多い一次側を電磁接触器で間接制御し、電流の比較的少ない二次側を直接制御器で直接制御する方式となります。
クレーンがどのように動いているか理解する事は、自分でクレーンを動かす際に大切な事なので、頭に入れておきましょう。
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