クレーン・デリック運転士の過去問
令和3年(2021年)10月
クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問32

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問題

クレーン・デリック運転士の過去問 令和3年(2021年)10月 クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような天びん棒で荷Wをワイヤロープでつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は( 1 )~( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、天びん棒及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
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この過去問の解説 (1件)

01

答えは(5)490 Nです。

解説

荷Wと荷(20 kg)がつり合うには、支点を中心とした右回りのモーメントと左回りのモーメントを等しくする必要があります。

右回りのモーメントM1=9.8 m/s2×20 kg×1.5 m

左回りのモーメントM2=9.8 m/s2×W kg×1 m

M1=M2より

9.8 m/s2×20 kg×1.5 m=9.8 m/s2×W kg×1 m

→W=20×1.5=30 kg

F=(W kg+20 Kg)×9.8 m/s2=(30 Kg+20 Kg)×9.8 m/s2=50 kg×9.8 m/s2=490 N

したがって、天びん棒を支えるための力Fの値は(5)490 Nです。

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