クレーン・デリック運転士の過去問
令和3年(2021年)10月
クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問37
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和3年(2021年)10月 クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
天井から垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量250kgの荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは( 1 )~( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、丸棒の質量は考えないものとする。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、丸棒の質量は考えないものとする。
- 1N/mm2
- 2N/mm2
- 4N/mm2
- 8N/mm2
- 20N/mm2
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この過去問の解説 (1件)
01
答えは(4)8N/mm2です。
解説
丸棒に生じる引張応力応力は下記の式から求めることができます。
丸棒に生じる引張応力=(丸棒に作用する力(N))÷(力の作用する面積(m2))=(質量(kg)×加速度(m/s2))÷(力の作用する面積(m2))
この丸棒に作用する力は
250(kg)×9.8(m/s2)=2,450 N
力の作用する面積は
1/4×π×(直径(mm))2=1/4×π×(20)2 mm2
=314.16 m2
丸棒に生じる引張応力=2,450(N)÷314.16(mm2)
=7.8(N/mm2)
したがって張力の値に最も近い値は(4)8N/mm2です。
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