クレーン・デリック運転士の過去問
令和4年(2022年)4月
クレーン及びデリックに関する知識 問3
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和4年(2022年)4月 クレーン及びデリックに関する知識 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
ワイヤロープ端末の止め方とその図の組合せとして、適切なものは次のうちどれか。
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この過去問の解説 (1件)
01
正しい組み合わせは、選択肢4「クリップ止め」です。
この組み合わせは間違いです。
この図の中で3番目の図が「圧縮止め」です。
「圧縮止め」は、ワイヤロープの端を金属スリーブで圧縮して固定する方法で、この図ではその特徴が示されています。
この組み合わせは間違いです。
この図の中で、5番目の図が「クサビ止め」です。
「クサビ止め」は、ソケットの中にワイヤロープを挿入し、ロープの端部を広げてから、その中にクサビを打ち込むことで固定する方法です。この構造は、ワイヤロープが引っ張られる力によってクサビがさらに強く押し付けられる仕組みになっているため、非常に高い保持力を発揮します。
この組み合わせは間違いです。
この図の中で1番上の図が「アイスプライス」に該当します。
「アイスプライス」とは、ワイヤロープの端を解いて編み込み、輪(アイ)を作る方法です。この図では、ワイヤロープが輪状にされ、端部が編み込まれていることがわかります。
この組み合わせは正しいです。
この図は「クリップ止め」に該当します。
「クリップ止め」とは、Uボルト付きの金具を使ってワイヤロープを固定する方法です。この図では、複数のクリップがワイヤロープをしっかりと留めていることが確認できます。この方法は、繰り返し使用する場面や仮設的な固定に適しています。
この組み合わせは間違いです。
この図の中で2番目の図が「合金ソケット止め」です。
「合金詰めソケット止め」は、ワイヤロープの端部をソケット内に挿入し、その隙間に溶融した金属合金を流し込んで固める方法です。固まった合金がワイヤロープの端部をソケット内で固定するため、高い保持力と信頼性を持つ止め方です。
ワイヤロープの止め方には、それぞれの用途や特徴があります。例えば、強度が求められる作業では「圧縮止め」や「合金詰めソケット止め」が適し、簡便な固定には「クリップ止め」が使われます。
正しい固定方法を選ぶことで、安全性を確保し、作業の効率を上げることができます。
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