クレーン・デリック運転士の過去問
令和4年(2022年)10月
原動機及び電気に関する知識 問1
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和4年(2022年)10月 原動機及び電気に関する知識 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
電気に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
- 直流はAC、交流はDCと表される。
- 電力として工場の動力用に配電される交流は、地域によらず、60Hzの周波数で供給されている。
- 交流用の電圧計や電流計の計測値は、電圧や電流の最大値を示している。
- 交流は、電流及び電圧の大きさ並びにそれらの方向が周期的に変化する。
- 直流は、変圧器によって容易に電圧を変えることができる。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、電気に関する基礎的な知識を問う内容です。それぞれの選択肢について、電気の性質や技術的な常識を正しく理解しているかが問われています。
この記述は誤りです。
直流は「DC(Direct Current)」、交流は「AC(Alternating Current)」と表されます。この表記は世界的に標準化されており、直流は一定の方向に流れる電流を、交流は方向が周期的に変わる電流を意味します。よって、この選択肢は正しくありません。
この記述は誤りです。
日本では、東日本と西日本で交流の周波数が異なります。東日本では50Hz、西日本では60Hzが主に使われ ています。このように、地域によって異なるため、この選択肢は正しくありません。
この記述は誤りです。
交流用の電圧計や電流計が示す値は、実効値(RMS値)です。実効値は交流のエネルギーを直流に換算したときと同じ効果を持つ値を指します。最大値(ピーク値)ではないため、この選択肢は正しくありません。
この記述は正しいです。
交流は時間とともに電流や電圧の大きさが変化し、その方向も周期的に反転します。家庭用電源や工場の動力用電源として広く利用される交流の特徴として、この記述は正しいです。
この記述は誤りです。
変圧器は交流の電圧を変換する装置であり、直流の電圧を変えることはできません。直流の電圧を変える場合には、直流–直流コンバーター(DC-DCコンバーター)などの別の装置が必要になります。この選択肢は正しくあ りません。
この問題では、電気の基礎的な知識が問われています。 正しい選択肢は4です。 「交流は、電流及び電圧の大きさ並びにそれらの方向が周期的に変化する。」 です。
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