〈疑問詞+ to 不定詞〉でどの疑問詞を入れればいいかを問う問題です。
why を除く,what,when,where,who(m),which,how と
whether(~かどうか)に to do がつけられます。
(why to do は特殊な場合を除きほとんど使われません。)
what to do は「何を~すべきか」
when to do は「いつ~すべきか」
where to do は「どこで~すべきか」
who(m) to do は「誰に~すべきか」(「誰が~すべきか」はまれ)
which to do は「どちらの方を~すべきか」
how to do は「どう~すべきか」→「~の方法」
whether to do は「~してよいかどうか」
という意味になります。
ここで各選択肢を検討してみます。
1. what
I don’t know what to apologize to you.
(私はあなたに対して何を謝るべきなのか分かりません。)
「けんか売っているのか?ちょっとは反省してこい!!」
と逆に火に油を注ぎかねない発言になります。したがって,不正解です。
2. whom:who(誰)の目的格
apologize to you(あなたに謝る)と言っているのですから,
whom が出てくる幕はありません。したがって,不正解です。
3. which
I don’t know which to apologize to you.
(私はどちらの方をあなたに対して謝るべきか分かりません。)
思い当たることが複数あるのですね…。大変だ…。
これもやっぱり火に油を注ぎかねない発言です。よって不正解です。
ちなみに,which には
which + 名詞 + to-do という使い方もあります。
例)I don’t know which way to go.
(どちらの道を行けばよいのか分からない。)
4. how
I don’t know how to apologize to you.
(私はどのようにあなたに謝ってよいのかわかりません。)
ようやく謝罪の言葉らしい文になりました。この【4】番が正解です。