may well ~ で「~の可能性は十分にある」,
「~してもおかしくない」という意味の慣用構文になります。
正解は【3】番です。
He may well complain about the treatment.
(彼はその処置について不平を言ってもおかしくはない。)
その他の選択肢については次の通り。
1. [×] may as well as
この表現は存在しません。次の2つの慣用構文の混用だと思われます。
・may as well ~「~したほうがいいのでは」
・may as well ~ as …「…することは~するのと同じだ」
とはいえ,この2つの慣用構文は親戚で
may as well ~ as not
「~しないのと~するのとは同じだ。」
⇒ may as well ~「~したほうがいいのでは」(as not は省略)
となったと考えてください。
2. may have
have のあとは過去分詞 complained が続くはずですから,
文法的に間違っています。
〈may have + 過去分詞〉は「~だったかもしれない」「~したかもしれない」
という過去のことに対する推量を表します。
例)You may have watched this famous movie before.
(この有名な映画を以前,見たことがあるかもしれませんね。)
4. may be
be 動詞の後ですから,
complain は現在分詞にして進行形にする必要があります。
過去分詞にして受動態の形にするのは,形の上では成立します。
しかし,他動詞の complain は「~であると文句を言う」という意味で,
人を目的語に取りません。なので,[×] He may be complained … のように
受動態の文で人が主語になることは基本的にありませんのでご注意を。