コンマ(,)の前にも主語(You)と動詞(have to work),
------- の後にも主語(you)と動詞(would never be able to achieve)が
あることから,------- は節と節をつなぐ接続詞か
それに類する語句が来ると判断できます。
選択肢のうち接続詞は whether(~かどうか)だけですが,
副詞 otherwise(そうでなければ)も接続詞的に用いることがあります。
ここで注目してほしいのが would です。
未来の助動詞 will の過去形ですが,「仮定法過去」でよく使われます。
仮定法過去は,現在の事実に反することや
実現可能性の低いことを仮定してそれが実現した場合にどうなるかを
想像して表現するためのものです。
仮定法過去の基本形は,
〈If S + 動詞の過去形+~, S + wouldなど + 動詞の原形 + ~〉
ですが,時折,if 節(If S + 動詞の過去形+~)の部分が
otherwise(そうでなければ)の一語で表現されて,
〈Otherwise, S + wouldなど + 動詞の原形 + ~〉
の形になる場合があります。今回の問題もこの形だと考えられます。
以上のように考えると,正解は【4】番です。
You have to work together with teamwork, otherwise you would never be able to achieve the goals that you have as a company.
(チームワークを発揮して一緒に働かないといけません。そうでないと,
会社として掲げている目標が達成出来ません。)
他の選択肢については次の通り。
1. from ~(~から)
おなじみの前置詞。起点や材料などを表します。
ただし,日本語の「~から」が英語では全て from になるとは限りません。
例)School in Japan starts in April.
(日本の学校は4月から始まる。)
2. whether(~かどうか)
名詞節を導く接続詞で,他動詞の目的語,前置詞目的語,補語など,
文のいろいろな要素にすることができます。
if と書き換え可能な場合があります。
節の末尾に or not をつけることもあります。
例)I don’t know whether it will rain tomorrow. ※他動詞の目的語
(明日,雨が降るかどうかは私には分からない。)
例)The problem is whether she will come or not. ※補語,or not あり
(問題は,彼女が来るかどうかです。)
3. contrary to ~(~に反して)
前置詞句であり,~には名詞とその相当語句が来ます。
例)Contrary to popular belief, studying is fun.
(一般に信じられているのとは反対に,勉強は楽しい。)