5年生 Eve Mann さんの野外活動の参加同意書です。
Eve さんの保護者は Mr. Harry Mann,
担任は Martha Wilson 先生です。
① I am writing this letter to authorize my daughter to go on the school trip ---( 1 )--- with school teachers
正解は【2】番 の along です。
along with ~ で「~と一緒に」「~の他に」という意味になります。
agree(1.)や keep in touch(2.)だと,
不定詞句 to go on … with school teachers の途中で
動詞の原形が登場することになり,
文法的に英文として成立しません。
なお,agree with ~ で「~と同じ意見を持つ」「~に賛成だ」,
keep in touch with ~ で「~と連絡を取り続ける」という意味です。
satisfied(4.)は動詞 satisfy(~を満足させる)の
(過去形または)過去分詞形であり,仮に空欄に入れてみると,
・satisfied with school teachers が the school trip を修飾
・分詞構文
の2通りの解釈が考えられます。前者の場合,
the school trip is satisfied with school teachers
(小旅行が学校の先生に満足している)
という意味不明の状態が生じることになるので速攻で却下です。
一方,後者の場合,
I am writing this letter … trip and I am satisfied with the school teachers.
(私は…この手紙を書いており,私は学校の先生たちに満足しています。)
という,前者のように破綻はしていないのですが,
しっくりこない文となるので,結局これも却下です。
なお,be satisfied with ~ で「~に満足している」。
ただし,with は常に with を使うというわけではなく,
be satisfied by ~ とすることも不可能ではありません。
抜粋部の訳:
「私は娘が学校の先生たちと小旅行に行くことを許可するため,
この手紙を書いています。」
② I hope this camping trip will also be very ---( 2 )---
空欄 ---( 2 )--- の前に be very があるので
この空欄には形容詞が入ることが予想できます。
与えられた選択肢のうち,形容詞は
informative(教育的な,知識を与える;7.)と
informal(非公式の,インフォーマルな;8.)です。
informative を空欄に入れると,抜粋部は
「私はこのキャンプ旅行も非常にためになるものになることを
期待いたします」
という意味になり,手紙の趣旨に合います。
【7】番 が正解です。
名詞 information(情報;6.)と形容詞 informative は
いずれも動詞 inform(~を知らせる;5.)の関連語ですが,
informal はそれらとは無関係であり,
formal(公式の)に ‘否定’ を意味する接頭辞の in- がついたものです。
③ if any other documentation is ---( 3 )---
空欄 ---( 3 )--- の前にあるのは is ですので,動詞の原形である
require(~を必要とする;10.)と request(~を頼む;12.)は
除外されます。また,名詞としての request(要求・依頼,依頼書)は
基本的に可算名詞と考えて良く,
不定冠詞(a/an)が存在していない今回の場合は除外されます。
残ったのは require の 過去・過去分詞形(required;9.)と
現在分詞・動名詞形(requiring;11.)です。
ここで,主語である any other documentation(その他の何らかの文書)
について考えてみると,こういった文書は
学校や先生たち,あるいは状況によって必要と「される」もののはずです。
だから,この抜粋部は 受動態(be + 過去分詞)で書くのが自然です。
正解は【9】番 です。
抜粋部の訳:「もし他の何らかの文書が必要ならば」
<その他の注意点>
・go on a trip 「旅行に行く」
・develop confidence in children 「子供の自信を育てる」
・I hope this camping trip will also be very informative and all the children will not only enjoy the trip but will also learn many new things related with camping, bonfires etc.
「私は,このキャンプ旅行もとてもためになるとともに、全ての子どもたちが
この旅行を楽しむだけでなく、キャンプや焚き火などに関して新しいことを
たくさん学ぶことを期待します。」
I hope の直後に that が省略されています。
この that 節は文の最後(… bonfires etc.)までです。
not only A but also B(AだけでなくBも)の A と B が
(助動詞+)動詞+目的語になっている点も注目です。
・Kindly 「どうぞ(Please)」
・let me know 「私に知らせる(inform me)」
・so that you don’t face any hassle while traveling
「旅行中,あなた(たち)がいかなる問題にも遭遇しないように」
‘目的’ の副詞節 so that S will〔can など〕(Sが~するように)で
will や can といった助動詞を使わないことがあります。
hassle は「やっかいな問題」という意味です。