TOEICの過去問 | 予想問題
Part5
問35

【正解】2

【ポイント】過去完了形の用法

【考え方】
適切な時制を選ぶ問題です。
まず、問題文中にfor four yearsという期間を表す表現がありますので、時制は完了形を使うということが分かります。
そこで、２か３ですが、現在完了形と過去完了形の違いは、「どの時点までの」継続かというところで見分けます。
今回は、when she diedの時までで4年間会っていなかったという文なので、過去の時点までの継続です。
過去の時点までの継続には過去完了形を用いますので、２が正解です。

【全訳】
ビルは、母が肺がんで65歳で亡くなったときには、4年間母に会っていなかった。

正解は2番です。


空欄の前後を訳してみると「母親が６５歳で肺がんで亡くなった時、ビルは４年間母親に…」となっています。

そこで選択肢を見てみると、空欄の部分の和訳は「会っていなかった」となることが推測されます。

過去の出来事より以前の状態を表す場合、過去完了を用います。よって、過去完了の形になっている２番が正解です。

この場合過去の出来事が「母親が死んだこと」で、それより以前の状態とは「４年間母親に会っていなかったこと」です。

答えは２番です。

接続詞のwhenの文は「母親が亡くなった」と過去の時制になっているので、空欄を含む節は、それよりも前の時制になると考えられます。そうすると過去完了形のhadn't seenが適切です。

For four years と期間が示されている事から、空欄を含む節は、継続を表す時制（２番の過去完了形か３番の現在完了形）のどちらかが入ると予想出来ます。
１番と４番は継続を表していないので不可となります。

訳：ビルは母親が６５歳で肺がんで亡くなった時、４年間会っていませんでした。