TOEICの過去問 | 予想問題
Part5
問270

正解は3番です。

「次回彼女に会った時にすべて話します。」となります。

時制の問題で時・条件を表す副詞節の中では未来の事でも現在形を使用します。

正解は３番です。

訳：次に彼女に会うときに、すべてを話します。

「時・条件を表す副詞節では未来のことも現在形」というルールを高校で習いますが、例外がたくさんあるので、丸暗記はやめましょう。

willの意味
①意志「～するつもり」
②推量「～だろう」
③習慣・性質「～するものだ」

when I see her next time 次に会うときに
when I will see her next time 次に会うだろうときに

この文では、私は確実に次回彼女に会います。
「彼女に会うだろうか」という疑念はなく、確実に会うと思って話をしています。
確実に起こる未来では現在形を用い、will（だろう）は使う必要はありません。
よって、２番ではなく３番が正解となります。

この will は「～するつもりだ（意思未来）」です。

　I will tell her everything　　　　
（私は彼女にすべてを話すつもりだ）


will は「未来形、未来時制」と言われますが、
本質は「現時点での話し手の意思や判断」です。

つまりは現在時制での補助的な表現のひとつになります。

will があっても主節は現在時制を指しているため、
時制の一致で副詞句は現在形になります。


一人称 I がありますので、正解は動詞の原形 see になります。

　when I see her next time.
（今度私が彼女に会う機会があったときは）

時や条件を表す副詞節の中では、未来の事でも現在形で表します。このパターンの見分け方として最も効率的なのがwhen節やif節の直前の形から判断する方法です。以下にまとめます。

①　他動詞＋when/if節：他動詞の後ろは目的語が必ず来る→副詞は目的語には決してなれない→「名詞節」
②　①以外のパターン：「副詞節」

この方法を使えば、今回は直前がeverythingという名詞なので、副詞節と判断できます。

よって3が正解です。