TOEICの過去問 | 予想問題 Part5 問362

【正解】2

【ポイント】接続詞として使われる複合関係副詞の使い方

【考え方】
空欄の前後を見ると、前後の文とも完成した文となっていますので、空欄には接続詞が入ります。
接続詞として使うことができるのは複合関係副詞と呼ばれるwhereverかwheneverのいずれかです。
あとは意味から「～するときはいつでも」が適切ですので、２が正解です。

【参考】
what=the things whichとなり、関係代名詞と被修飾名詞を両方含んだ単語です。
よって、すでに文が成立している場合には使うことができません。
whatever you are inであれば文脈的には使用可能です。

be willing to~で「喜んで～する」の意味です。

【全訳】
あなたが困っているときにはいつでも、彼は喜んで助けるでしょう。

正解は 2. whenever です。

文法（複合関係詞）の問題です。
選択肢にある「関係詞+ever」には大きく分けて二つの意味があります。それぞれ、

whatever ① ～（する）ものは何でも（= anything that）
② 何が～しようとも（= no matter what）
whenever ① ～する時はいつでも（= at any time when）
② いつ～しようとも（= no matter when）
wherever ① ～するところならどこでも（= at [to] any place where）
② どこで～しようとも（= no matter where）

という意味です。また、関係代名詞 what は「～（する）もの、こと（= the thing which , that which）」という意味になります。

空白の前の部分、He is willing to help you は「彼は喜んであなたを助けます」という意味です。そして、空白の後の部分、you are in trouble は「あなたは困っている」という意味です。この二つを結びつけるのにふさわしいのは whenever（～する時はいつでも）です。したがって、2. が正解です。本問のような問題は、文法的な仕組み（品詞など）よりも、まずは日本語の意味を覚えておくことから始めると良いと思います。

訳： 彼はあなたが困っている時はいつでも喜んであなたを助けます。