TOEICの過去問 | 予想問題
Part5
問492

【正解】１

【ポイント】格の問題

【考え方】
問題文を読み解くと、
Mario Inc.が主語、attributesが動詞、recent gainsが目的語となっています。
そこで、attributesは他動詞であり、目的語を直接とりますので、空欄には目的語recent gainsを修飾する語句が入ることが分かります。

選択肢の中で、名詞を修飾する機能があるのは１its「その」という目的格のみですので、これが正解です。

【参考】
attribute A to Bで「ＡはＢの結果であると考える、ＢはＡに帰する」の意味です。

【全訳】
マリオ株式会社は、最近の市場シェアの獲得は価格引き下げによるものだと考えています。

正解は１番です。

空欄の後ろのrecent gains（最近の利益）の前には、「〇〇の」という意味の所有格が来ます。
この場合は「その会社の」という意味です。
選択肢の中に所有格は１つしかないので、１番のits「それの」が正解です。

２番のitが入るなら、後ろにis が続くはずだし、
３番のit’sは主語＋動詞だし、
４番のthemは目的格なのでおかしいですね。

訳：Mario Inc.は、会社の最近の市場シェアでの利益は、価格引下げのためだとしています。

attribute O to ～ で「Ｏの原因が～にあるとする」という意味です。
この文におけるＯ（目的語）は ------- recent gains in market share です。
この ------- recent gains in market share を
ひとかたまりの名詞相当語句にするためには，
------- には冠詞（the）か所有格の代名詞，形容詞を入れる必要があります。

こう考えると，it（主格・目的格）や them（目的格），
it is（主格＋be 動詞）は除外され，
it の所有格である【１】番の its が残ります。

Mario Inc. attributes its recent gains in market share to price cutting.
　（Mario Inc. は最近の市場シェア獲得が値下げによるものとしている。）

a gain in ～ は「～の増加」，market share は「市場シェア」，
price cutting は「値下げ」という意味です。