TOEICの過去問 | 予想問題
Part5
問528

正解は１番です。

意味から考えると、全ての選択肢が正解のような気がしますが、
come up withが「～を思いつく・～を考え出す」という意味だと分かっていた人はすぐに解けたのではないでしょうか？

come up withはTOEIC頻出単語の一つですので、必ず覚えましょう。

訳：長い議論の末, 小堀博士が率いる研究グループはやっと明確なプランを考え出しました。

come up with ～ で「～を思いつく」。～ には名案・方法が入ります。

選択肢はそれぞれ，

1. came（come の過去形）
2. met（meet の過去形・過去分詞形）
3. saw（see の過去形または動詞「のこぎりを引く」）
4. signed（sign「サインをする」の過去形・過去分詞形）

ですから，【１】番が正解ということになります。

After a long discussion, the group of researchers led by Dr. Kobori finally came up with a definite plan.
　（長い議論の末，小堀博士をリーダーとする研究者集団はついに明確な
　　プランを思いつきました。）

動詞 lead は「～の先頭に立つ」（つまり「リードする」）や
「～を案内する」という意味の他に，
「～を指揮する」「～を指導する」「～を誘導する」
という意味があります。
問題文では〈過去分詞 ＋ by ～〉の形で用いられています。
副詞 finally は「ついに」「やっとこさ」という意味です。
待ちくたびれました感があふれる単語です。


2. ～ 4. の選択肢のうち see（または saw）以外の
meet と sign は up with とともに慣用句を作ることができます。
・meet up with ～（～と偶然出くわす）
例）Yesterday, I met up with an old friend.
　　（昨日，旧友とばったり会いました。）

・sign up with ～ （～と契約を結ぶ）
例）He has signed up with the Tigers.
　　（彼はタイガースと契約しました。）

【正解】１

【ポイント】イディオムの知識問題

【考え方】
空欄後ろのup withがポイントです。
come up withで「考え付く」の意味になりますので、これが正解です。
このようなイディオムは問題を解くたびにそのまま覚えるようにしましょう。

【全訳】
長い議論のあと、小堀教授率いる研究者グループはやっと明確な計画を思いつきました。