問題
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副腎皮質ホルモンの長期投与と関係ないのはどれか。
1 .
胃潰瘍
2 .
糖尿病
3 .
精神症状
4 .
仮面様顔貌
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問49 )
副腎皮質ホルモンは、
副腎皮質から分泌されるホルモンです。
炎症やアレルギーなどを抑える効果が高く、
治療薬にもなっています。
副腎皮質ホルモン投与により、
粘膜が弱くなるため、
胃潰瘍が生じることがあります。
副腎皮質ホルモンは、
インスリンの作用を抑えて血糖値を上げる作用がありますので、
糖尿病が誘発されることがあります。
副腎皮質ステロイド投与により、
精神症状があらわれることがあります。
仮面様顔貌は、
パーキンソン病やうつ病の際などにみられ、
副腎皮質ホルモンの長期投与との関連は
ないものと考えられます。
副腎皮質ホルモンの長期投与と
関係ないものを選びますので、
これが正解となります。
副腎皮質ホルモンの長期投与においては、
感染リスクの上昇、血圧上昇、
骨粗鬆症など、副作用に注意が必要です。
正解は「仮面様顔貌」です。
間違いです。
胃潰瘍は、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の長期投与による重症の副作用として発症します。
間違いです。
糖尿病も、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の長期投与による重症の副作用の一つとなります。
間違いです。
精神症状は、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の長期投与により抑うつや多幸、不眠や不安などの症状が出現します。
正解です。
仮面様顔貌は、副腎皮質ホルモン(ステロイド)ではなく、パーキンソン病の症状になります。
副腎皮質ホルモンの副作用の顔貌としては、満月様顔貌があります。