あん摩マッサージ指圧師の過去問 第27回(2019年) 午前 問11
この過去問の解説 (3件)
有訴者率は、病気やけがなどで、
自覚症状がある者の割合を示すものです。
国民健康・栄養調査では、
身体状況や、栄養摂取状況、
生活習慣について調査します。
国民生活基礎調査では、
保健、医療、福祉、年金、所得など、
国民生活の基礎的事項を調査します。
この調査では、有訴者率を明らかにしていますので、
これが正解であると考えられます。
人口動態統計では、
出生や死亡、婚姻などの事項が調査されています。
国勢調査は、
国内の人や世帯の実態を把握するために
行われます。
国民生活基礎調査は、
世帯と所得に関して毎年調査していますが、
健康、介護、貯蓄に関しては、
3年に1度の調査となっています。
有訴者率とは、病気やけがなどで自覚症状のある者(有訴者)が人口千人(千人対)に対してどの程度存在するかの調査となります。
1.国民健康・栄養調査とは、国民の健康と栄養状況の調査となり、具体的には以下となります。
・身長・体重・血圧等の身体状況に関する事項
・食事の状況やエネルギー及び栄養素等の摂取状況に関する事項
・食習慣・運動習慣・休養習慣・飲酒習慣・歯の健康保持習慣など、生活習慣の状況に関する事項
2.国民生活基礎調査は、保健・医療・福祉・年金・所得など、国民生活の基礎的問題の調査です。
【有訴者率】は国民生活基礎調査から採用された指標となり、正答となります。
3.人口動態統計とは、国内における出生・死亡・死産・婚姻・離婚など、人口の動きを把握するためのもので、国の基幹となる統計です。
4.国勢調査とは、5年に一度行われる日本に住んでいるすべての人および世帯を対象とした、国の最も重要な統計調査です。
国内の人口や世帯の実態を明らかにするものとなり、世帯員としての項目(氏名・年齢・出生年月日・国籍・就業先・従業状態など)や、世帯に関する項目(世帯の種類・人数・住居の種類や面積など)があります。
2.有訴者率は国民生活基礎調査から得られます。
有訴者率とは、病気やけがで自覚症状のある者(有訴者)の人口千人に対する割合をいいます。
3.有訴者率は人口動態統計からは得られません。
4.有訴者率は国勢調査からは得られません。
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