問題
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1.薄筋の作用は、股関節の【内転】と【膝関節】の屈曲と内旋です。
2.大殿筋の作用は、股関節の【伸展】・【外転】・【外旋】。直立姿勢の保持です。
3.中殿筋の作用は、股関節の【外転】、前部の筋は【内旋】となります。
4.腸腰筋の作用は、股関節の【屈曲】、下肢を固定すると上半身は前へ曲がるものであり、正答となります。
股関節は、
寛骨臼と大腿骨頭で構成されています。
薄筋は、恥骨下枝を起始とし、
脛骨粗面の内側で停止する筋です。
股関節の内転などに作用します。
大殿筋は、
腸骨外面、仙骨後面、仙結節靭帯を起始とし、
殿筋粗面、腸脛靭帯で停止する筋です。
股関節の伸展などに作用します。
中殿筋は、腸骨外面を起始とし、
大転子で停止する筋です。
股関節の外転などに作用します。
腸腰筋は、大腰筋と小腰筋、
腸骨筋からなります。
大腰筋は、全腰椎肋骨突起、T12〜L4椎体、
椎間円板を起始とし、小転子で停止します。
小腰筋は、T12、L1の椎間板を起始とし、
小転子で停止します。
腸骨筋は、腸骨窩を起始とし、
小転子で停止します。
腸腰筋は、
おもに股関節の屈曲に作用しますので、
これが正解であると考えられます。
筋の起始停止、作用について、
支配神経も含めて
振り返っておきましょう。