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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第27回(2019年) 午前 問22

問題

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胃について正しいのはどれか。
   1 .
入り口は幽門である。
   2 .
脾動脈の枝が分布する。
   3 .
胃底は横行結腸に接する。
   4 .
最外層に斜走する筋がみられる。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問22 )
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この過去問の解説 (3件)

0

胃は、

口から取り込んだ食物を一時的に貯留、

消化吸収し、十二指腸へ送り込んでいます。

選択肢1. 入り口は幽門である。

胃の入り口は、噴門です。

幽門は、胃の出口にあたります。

選択肢2. 脾動脈の枝が分布する。

胃には、脾動脈の枝である

左胃大網動脈が分布していますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢3. 胃底は横行結腸に接する。

胃底は、胃の口側、噴門に近い側にあります。

胃体部のうち前庭部大彎は、大網を介して、

横行結腸に付着しています。

選択肢4. 最外層に斜走する筋がみられる。

胃壁は、内腔側から、

粘膜、粘膜筋板、固有筋層、漿膜下層、

漿膜の5層で成り立っており、

最外層は、漿膜であると考えられます。

まとめ

固有筋層は、内側から順に、

斜走する筋である斜走筋、輪走筋、縦走筋の

3層でできています。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

1.入り口は幽門である。

胃の入り口は噴門です。

幽門は胃底部に存在します。

2.脾動脈の枝が分布する。

腹腔動脈から分岐する動脈は左胃動脈・脾動脈・総肝動脈です。

左胃動脈は主に胃の小弯部分を栄養します。

そして脾動脈は脾臓へ到達する前に、左胃大動脈網等に分岐し、主に大湾部分を栄養するため、正答となります。

3.胃底は横行結腸に接する。

横行結腸に接しているのは大網です。

4.最外層に斜走する筋がみられる。

胃の筋層は輪走筋と従走筋のほかに、斜走する筋が存在します。

斜走する筋は最内層に存在します。

0
1.胃の入り口は噴門です。胃の終部を幽門部といいます。

2.胃には脾動脈の枝が分布します。

3.胃の上方は噴門口で食道とつらなり、下方は幽門口で十二指腸とつらなります。

4.最内層に斜走する筋がみられます。胃の筋層は内輪走・外縦走の2層の平滑筋と最内層の斜走線維の3層があります。

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