問題
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膵液について正しいのはどれか。
1 .
脂肪分解酵素を含む。
2 .
ガストリンを含む。
3 .
ランゲルハンス島から分泌される。
4 .
弱酸性である。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問29 )
膵液は、膵臓から分泌される消化液です。
膵液には、
脂肪分解酵素であるリパーゼを含みますので、
これが正解であると考えられます。
ガストリンは、
胃の幽門部などで作られる消化管ホルモンです。
胃酸の分泌を促進するなどの作用があります。
膵臓にあるランゲルハンス島から分泌されるのは、
インスリンなどのホルモンです。
膵液は、弱アルカリ性であり、
胃から送り込まれた酸性の内容物を
中和する作用があります。
蛋白分解酵素のひとつであるトリプシンは、
弱アルカリ性の環境下で最も活性化します。
膵液は、pH7~8の弱アルカリ性のタンパク質分解酵素で、トリプシン、キモトリプシン、カルボキシペプチダーゼ、膵アミラーゼ、膵リパーゼなど、最も重要な消化液となっています。
膵リパーゼは脂肪分解酵素になります。
胃酸分泌を亢進するホルモンです。
ランゲルハンス島から分泌されるのは、グルカゴン、インスリン、ソマトスタチンです。
pH7~8の弱アルカリ性です。