問題
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細胞外液の pH 調節に重要な器官はどれか。
1 .
心臓
2 .
肝臓
3 .
肺
4 .
甲状腺
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問37 )
細胞外液は、細胞の外部を占める体液です。
組織(間)液と、血漿で構成され、
体重の約20%に相当します。
心臓は、全身に血液を循環させています。
肝臓は、蛋白質の合成や栄養の貯蔵、
有害物質などの解毒・分解などを行っています。
肺は、体内で生じた二酸化炭素を体外に排出し、
外気から酸素を取り込んでいます。
二酸化炭素を排出することにより、
体内のpHが調整されていますので、
これが正解であると考えられます。
甲状腺は、頸部の前面にあり、
新陳代謝を促進する作用がある
甲状腺ホルモンを分泌しています。
細胞外液のpHは、
腎臓などによっても調整されています。
phの調節は、呼吸と代謝により行われています。
呼吸性のph調節は、肺でのガス交換があり、
代謝性のph調節は、腎臓での再吸収によるものと、消化器による吸収があります。
間違いです。
心臓はph調節に、重要な器官とは言えません。
間違いです。
肝臓もph調節に、重要な器官とは言えません。
正解です。
肺では呼吸性のph調節が行われます。
間違いです。
甲状腺もph調節に、重要な器官には入りません。