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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午前 問47

問題

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次の文で示す症例で最も適切な疾患はどれか。
「 7 歳の男児。外傷などの誘因はなく、右大腿から膝関節の痛みを訴えて来院した。」
   1 .
ペルテス病
   2 .
発育性股関節形成不全
   3 .
先天性内反足
   4 .
モートン病
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問47 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1 .ペルテス病は、5歳~8歳の骨成長時に発症する大腿骨頭の壊死であり、股関節より膝や太ももを痛がる場合が多く、最も適切な疾患と言えるため、正答となります。

2 .発育性股関節形成不全は、乳児検診で開排制限や脱臼感があった場合に判断され、乳児検診の時に発見されることが多いです。

3 .先天性内反足は、生まれたときより足の変形がみられる疾患であり、見た目の変形で診断されます。

4 .モートン病は、第3・4足趾間にしびれ、疼痛、灼熱痛などの神経症状が出現する疾患です。
診断としては、中足骨頭間足底に腫瘤ができ、そこへティネルサインが確認できます。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

症例の7歳の男児は、

外傷などがないにもかかわらず、

右大腿から膝関節の痛みを訴えて来院しました。

選択肢1. ペルテス病

ペルテス病は、

大腿骨の骨頭が壊死する疾患です。

2〜10歳の男児に多いといわれており、

大腿部や膝関節に痛みを訴える場合があります。

症例の男児の年齢や痛みの部位から、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. 発育性股関節形成不全

発育性股関節形成不全は、

股関節窩と大腿骨頭が離れている状態で、

新生児期にみられるものです。

選択肢3. 先天性内反足

先天性内反足は、生まれた時から

足が内反、内転、尖足となっている状態です。

選択肢4. モートン病

モートン病は、

第3、4趾間に痛みや痺れなどが生じる疾患で、

40〜60歳代の女性に多いといわれています。

まとめ

疾患の特徴や好発年齢を振り返ってみましょう。

0

正解は「ペルテス病」です。

選択肢1. ペルテス病

正解です。

ペルテス病は、5~7歳の男児に多く、大腿骨頭骨端部が壊死する原因不明の疾患です。

低身長で活発な子によくみられ、股関節から膝関節にかけての痛みを訴える事が多くあります。

選択肢2. 発育性股関節形成不全

間違いです。

発育性股関節形成不全とは、乳児の股関節が脱臼している、もしくは不安定な状態で、乳児の股関節が開きにくかったり、左右の股関節のしわの位置が違うなどで、発見される事が多いです。

赤ちゃんの脚を伸ばしたままにしておく事が原因と言われています。

選択肢3. 先天性内反足

間違いです。

先天性内反足とは、原因不明の先天的に脚が内反変形している状態で、1000人に一人の発生率で男児に多いとされています。

矯正ギプスによる治療を行い、足底を地面に付けられるようになることが治療目標となります。

選択肢4. モートン病

間違いです。

モートン病は、ハイヒールなどにより、つま先立ちになる事が原因となり、第3~第4中足骨の間に痛みや痺れを訴えます。

中足骨の間に腫瘤や、つま先立ちによる疼痛増強、ティネルサインの有無により診断できます。

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