問題
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公衆衛生の歴史上の人物で、コレラの流行様式を解明したのは、次のうち誰か。
1 .
ウィンスロー
2 .
ジョン・スノー
3 .
パスツール
4 .
コッホ
( 第29回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問6 )
正解はジョン・スノーです。
ウィンスローは、「公衆衛生は、組織的な努力を通じて、疾病を予防し、寿命を延命し、身体的・精神的な健康と能率の増進をはかる科学・技術である。」と、定義した。
ジョン・スノーは、コレラの流行様式を解明した。疫学の父とも言われている。
パスツールは、ワクチンの予防接種という方法を生み出し、狂犬病ワクチン、ニワトリコレラワクチンを生み出した。コッホとともに「近代細菌学の開祖」と呼ばれている。
コッホは、炭疽菌や結核菌、コレラ菌を発見した。パスツールとともに「近代細菌学の開祖」と言われている。
正解:ジョン・スノー
ウィンスローは公衆衛生の定義をした人物です。
正解です。
パスツールは病原の自然発生を否定、細菌感染予防のためのワクチンを生み出した人物です。
コッホは結核菌、炭疽菌の発見者、弟子に北里柴三郎がいます。
ジョン・スノーがコレラの流行様式を解明しました。
ウィンスローは、アメリカの公衆衛生学者です。1949年に「公衆衛生は、組織的な努力を通じて、疾病を予防し、寿命を延長し、身体的・精神的健康と能率の増進を図る科学および技術である。」と、公衆衛生について定義しました。
ジョン・スノーは、19世紀イギリスでコレラが大流行したときに、その感染経路等、流行様式を解明し、コレラの蔓延を防ぎました。世界で初めて疫学調査を行ったとして、ジョン・スノーは疫学の父とも言われるようになりました。
パスツールは、フランスの細菌学者で、ワクチンの予防接種によって病気を防ぐ方法を開発し、狂犬病やニワトリコレラ、炭疽病などのワクチンを発明しました。
コッホは、ドイツの細菌学者で、近代細菌学の開祖とも言われています。炭疽菌や結核菌、コレラ菌を発見しました。