答えは2です。
1、
桃割れ
桃のようなまん丸の髷から、上下に鹿子がのぞき、真ん中の窪みには鹿の子止めを差します。
江戸末期~昭和初期に流行した、16~17才の未婚の少女の髪型です。
現代では、新人の舞妓さんの髪型です。
よって、違います。
2、
文金高島田
島田髷は、根で束ねた髪を一度後ろへ折り曲げて結び「いち」を作った形が特徴で、文金高島田は特に根の位置が最も高い髪型です。
江戸後期に、武家の若い未婚女性や花柳界の遊女で流行しました。
女性の正装時の髪型として定着し、現代では、白無垢や打掛を着るときの髪型になります。
よって、正しいです。
3、
結綿島田
根を低め入れ、たぼは長めにし、丸みのある髷といちに仕上げて、手絡や鹿の子をかけて若々しく飾ります。
江戸時代後期の未婚の町娘の髪型で、現代では節分時に京都の舞妓さんがします。
よって、違います。
4、
丸髷
根で束ねた髪を後ろから前へ丸めて作る形で、髷を厚く広く丸い髷型が長く保てるように、髷型として和紙を入れて結い上げるようになりました。
江戸後期の既婚の女性の代表的髪型で、現代では時代劇の武家の妻役の女性の髪型です。
よって、違います。