二級ボイラー技士の過去問 平成29年10月公表 ボイラーの構造に関する知識 問8
この過去問の解説 (3件)
誤っているものは「蒸気圧力制限器には、一般に比例式圧力調節器が用いられている。」です。
正解です。
比例式蒸気圧力調節器はコントロールモータとの組合せによって比例動作で蒸気圧力の調節を行います。
正解です。
比例式蒸気圧力調節器では比例帯の設定を行います。
正解です。
記載の通りになります。
正解です。
記載の通りになります。
誤っています。
蒸気圧力制限器には、一般にオンオフ式圧力調節器が用いられています。
圧力制御用機器には、検出器、調整器、制限器に大きく分かれます。
正解です。
比例式蒸気圧力調節器は、ベローズで圧力を感知し滑り抵抗器を介して、
コントロールモーター等へ信号を送り、比例制御で滑らかな弁の開閉動作を行います。
正解です。
設定は、圧力設定値と設定値を基準とした比例帯の設定を行う事が出来ます。
正解です。
オンオフ式蒸気圧力調節器は、ベローズで圧力を感知しますが、
高温蒸気がベローズに直接当たらないようにサイホン管に水を満たして取付けます。
ベローズがマイクロスイッチをON-OFFし弁を開閉させます。
設定は、圧力設定と動作隙間設定を行う事が出来ます。
正解です。
蒸気圧力制限器は、安全装置であり、蒸気圧などが異常な状態になった場合、ガスの供給を遮断する装置です。
誤りです。
蒸気圧力制限器は、遮断動作が目的ですので、ON-OFF式圧力調節器が、
使用されます。
設問は、ボイラの圧力制御機器について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
比例式蒸気圧力調節器は、一般にコントロールモータとの組合せにより、比例動作によって蒸気圧力の調節を行います。
比例式蒸気圧力調節器では、目標設定圧力以外に、圧力比例帯の設定を行います。
オンオフ式蒸気圧力調節器(電気式)は、圧力を感知する部分に直接蒸気が触れないように、水を入れたサイホン管を用いてボイラに取り付けます。
蒸気圧力制限器は、ボイラの蒸気圧力が異常に上昇した場合に、直ちに燃料の供給を遮断する、安全装置です。
蒸気圧力制限器には、その性質上オンオフ動作が求められるため、一般にオンオフ式圧力調節器が用いられています。
以上の説明により、選択肢「蒸気圧力制限器には、一般に比例式圧力調節器が用いられている。」が誤っていることがわかります。
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