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二級ボイラー技士の過去問 平成30年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問20

問題

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単純軟化法によるボイラー補給水の軟化装置について、誤っているものは次のうちどれか。
   1 .
軟化装置は、強酸性陽イオン交換樹脂を充填したN a塔に補給水を通過させるものである。
   2 .
軟化装置は、水中のカルシウム及びマグネシウムを除去することができる。
   3 .
軟化装置による処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく減少してくる。
   4 .
軟化装置による処理水の残留硬度が貫流点に達したら、通水を止め再生操作を行う。
   5 .
軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の交換能力が低下した場合は、一般に食塩水で再生を行う。
( 二級ボイラー技士試験 平成30年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問20 )
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この過去問の解説 (3件)

13
正解は 3 です。

軟化装置による処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく増加します。貫流点は、硬度成分を置換できる限界点です。

1. 軟化装置は、強酸性陽イオン交換樹脂を充填したN a塔に補給水を通過させるものです。

2. 軟化装置は、水中のカルシウム及びマグネシウムを除去することができます。

4. 軟化装置による処理水の残留硬度が貫流点に達したら、通水を止め、再生操作を行います。

5. 軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の交換能力が低下した場合は、一般に食塩水で再生を行います。

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8
1.正解です。
記載の通り、軟化装置は強酸性陽イオン交換樹脂を充填したN a塔に補給水を通過させるものです。

2.正解です。
軟化装置は、水中のカルシウム及びマグネシウムを除去することができます。そのカルシウム及びマグネシウムが水中の硬度成分になります。

3.誤っています。
軟化装置による処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく増加します。なので、Na塔を再生させます。

4.正解です。
3.の解説の通りです。軟化装置による処理水の残留硬度が貫流点に達したら、通水を止め再生操作を行います。再生には、食塩水を用います。

5.正解です。
軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の交換能力が低下した場合は、一般に食塩水で再生を行います。

5
正答は「3」です。

設問は、単純軟化法によるボイラ補給水の軟化装置について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.軟化装置は、強酸性陽イオン交換樹脂を充填したN a塔に補給水を通過させるものです。

 2.軟化装置は、水中のカルシウム及びマグネシウムを除去することができます。
   強酸性陽イオン交換樹脂に含まれるナトリウムイオンと、水中のカルシウムイオン及びマグネシオンをイオン交換することにより除去されます。

 3.軟化装置による処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく増加してきます。
   貫流点は、全交換容量の約80%の点です。

 4.軟化装置による処理水の残留硬度が貫流点に達したら通水を止めて、交換容量を回復させるために再生操作を行います。

 5.軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の交換能力が低下した場合は、一般に食塩水で再生を行います。
   食塩(塩化ナトリウム)が、イオン交換樹脂のナトリウム供給源となります。

以上の説明により、選択肢3が誤っていることがわかります。

正答は「3」です。

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