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二級ボイラー技士の過去問 令和3年10月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問24

問題

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ボイラーにおける気体燃料の燃焼方式について、誤っているものは次のうちどれか。
   1 .
拡散燃焼方式は、ガスと空気を別々にバーナに供給し、燃焼させる方法である。
   2 .
拡散燃焼方式を採用した基本的なボイラー用バーナとして、センタータイプバーナがある。
   3 .
拡散燃焼方式は、火炎の広がり、長さなどの調節が容易である。
   4 .
予混合燃焼方式は、安定した火炎を作りやすいので、大容量バーナに採用されやすい。
   5 .
予混合燃焼方式は、気体燃料に特有な燃焼方式である。
( 二級ボイラー技士試験 令和3年10月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問24 )
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この過去問の解説 (3件)

48

正解は、4です。

1.正しいです。

 拡散燃焼方式は、乱流拡散によって炎の外側から空気を供給します。

 それに対して、予混合燃焼方式は、ガスと空気をあらかじめ混ぜてから燃焼させます。

2.正しいです。

 センタータイプバーナーとは、空気流の中心にガスノズルがあるタイプで、空気とガスを予め混ぜることなく、別々に供給する方式のものです。

3.正しいです。

 拡散燃焼方式では、空気とガスをそれぞれに調整できるので、燃焼の調節が容易です。

4.誤りです。

 予混合燃焼方式は、点火用バーナに使われ、主バーナには拡散燃焼方式が使われます。

 予混合燃焼方式では、逆火(さかび=フラッシュバック:バーナ内部に火が入ること)が起こり得ますので、大容量バーナでは特に危険です。

5.正しいです。

 ガスと燃焼用空気をあらかじめ混合して燃焼室に送る予混合燃焼方式は、気体燃料の燃焼方式です。

付箋メモを残すことが出来ます。
14

正解は、 4 です。

1.正しい記述です。

拡散燃焼方式は、ガスと空気を別々にバーナから燃焼室に供給し、燃焼させる方法です。

空気と燃料がバーナ内で混ざっていないので逆火などの心配が無く、安全性が高いバーナであると言えます。ですから、ボイラー用ガスバーナは、殆ど拡散燃焼方式を採用しています。

2.正しい記述です。

拡散燃焼方式には、センタータイプバーナ、リングタイプバーナ、マルチスパッドバーナ、ガンタイプバーナがあります。

・センタータイプバーナは、空気流の中心にバーナを設け、バーナ管の先端に複数個の穴が開いてガスを噴射する方式です。

・リングタイプバーナは、空気流の流れの外側にリング状のガス管があり、そこに複数の噴射ノズルがあります。燃料ガスを噴射ノズルから空気流へ向かって内側に噴射する方式です。

・マルチスパッドバーナは、バーナ内にガス管が複数設置されるもので、各ガス管の先端に噴射ノズルが設けられ、ガスをそれぞれ噴射する方式です。

・ガンタイプバーナは、ファン、バーナ、点火装置、火炎検出器など、燃焼に必要な設備一式をコンパクトに纏めて設計されたものです。中、小容量ボイラーに用いられます。

3.正しい記述です。

拡散燃焼方式は、火炎の広がり、長さ、噴射角度などを調整しやすいという特徴があります。

4.誤った記述です。

予混合燃焼方式は、バーナ内で予め空気と燃料とを混ぜて燃焼させる方式です。主に点火用のパイロットバーナに採用されます。

安定した火炎を作りやすいという特徴がありますが、逆火の危険性がある為、大容量バーナには採用されません。

5.正しい記述です。

予混合燃焼方式は、気体燃料のみの方式です。

13

正解は,4です。

ボイラーにおける気体燃料の燃焼方式に関する問題です。

拡散燃焼方式について

・空気と気体燃料を別々のポートに送り燃焼させる方式です。

・混合空気が炉内で形成され,フラッシュバックの危険がありません。

・空気流速および旋回強度の調整が容易で,火炎の長さ・広がりを調整し易いです。

予混合燃焼方式について

・予め空気(一次空気)と気体燃焼を混合し,燃焼させる方式です。

・燃焼時間が短く,安定しています。

・噴出速度が速いと,火炎がバーナー口から離れ,吹消える可能性があります。

・噴出速度が遅いと,火炎がバーナー内に戻る現象=フラッシュバックが起こる可能性があります。

1.正しいです。

2.正しいです。

3.正しいです。

4.誤りです。(誤:予混合燃焼方式➡正:拡散燃焼方式

5.正しいです。

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