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調理師の過去問 平成26年度 食品学 問30

問題

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食肉に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
食肉に含まれるコラーゲンの量は、肉のかたさに関係する。
   2 .
豚脂(ラード)は、牛脂(ヘッド)より融点が高い。
   3 .
生後 1 年未満の子羊肉をマトンと呼ぶ。
   4 .
ベーコンは、牛肉を塩漬、燻煙したものである。
( 調理師試験 平成26年度 食品学 問30 )
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この過去問の解説 (5件)

99
正解は【1】です。

1.食肉のかたさはそれぞれの肉に含まれるコラーゲンの量に関係します。
コラーゲンは筋肉中にあり、65度以上の熱で締まる性質を持っており、牛肉⇒豚肉⇒とり肉の順で多く含まれています。

2.油脂の融点について
  ・牛脂の融点は40~50℃
  ・豚脂の融点は33~46℃

3.羊肉の種類
  ・ラムは生後1年未満の子羊肉のことをいいます。
   (5カ月未満のものをスプリングラムと呼ぶこともある)
  ・マトンは生後1年以上の成羊肉のことをいいます。
  ・ホゲットはマトンのうち、生後2年未満のことをいいます。

4.ベーコンは、豚肉を塩漬けしたのち燻製してものです。燻製法により脂肪の油焼けも防止することが出来ます。

付箋メモを残すことが出来ます。
26
正解は①です。

①肉の硬さはコラーゲンの量に関係しています。
コラーゲン含有量が多いほど、肉は固くなります。
牛肉→豚肉→鶏肉の順で多くなり、鶏肉が1番硬い肉です。
牛肉の部位で分かりやすく説明すると
ヒレ→ロース→モモ→腕→スネ
の順にコラーゲン含有量は多くなります。筋が多いと感じる肉はコラーゲンが多い肉質で、煮込むと柔らかくなり煮凝りが出来ます。
コラーゲンはタンパク質ですが、筋繊維を繋ぐ鎖の役割をしています。運動量が多い筋肉ほど筋繊維を束ねる膜(鎖)が増えるので硬くなるのです。

②豚脂(ラード)の融点は28℃~48℃
 牛脂(ヘット)の融点は40℃~56℃
 鶏脂の融点は30℃~32℃
 バターの融点は25℃~36℃
 ・ヘットは体温で溶けません。牛肉が調理後冷めると食べにくくなるのはこのためです。

③生後1年未満の羊ーラム
 生後1年以上の羊ーマトン
 ・日本ではこれが一般的な分類です。国により分類の仕方は様々です。

④ベーコンは豚肉を塩漬け燻製にしたものです。

13
正解は(1)です。

(1)正解です。肉を構成している結合組織の中にコラーゲンがあります。このコラーゲンが多い程、肉は硬くなります。

(2)誤りです。豚脂(ラード)は牛脂(ヘット)より融点が低い。脂肪の融点は、羊脂が44度〜49度、牛脂が40〜50度、豚脂が33〜46度、馬脂が30〜43度、鶏脂が30〜32度です。魚の脂は基本的には液体で存在していて、常温では溶けた状態です。

(3)誤りです。生後1年未満の子羊の肉をラムと呼びます。マトンは生後1年以上の成羊の肉のことです。

(4)誤りです。ベーコンは、豚肉を塩漬けし、燻煙したものです。

12
食肉に関する記述については以下の通りです。

1.食肉に含まれるコラーゲンの量は、肉のかたさに関係する。(○)
  コラーゲンは65℃で締まる性質があり、コラーゲンの量が多いほど加熱した肉はかたくなります。

2.豚脂(ラード)は、牛脂(ヘッド)より融点が高い(× 低い)。
  牛脂の融点は40~50℃
  →脂が体温で溶けない牛肉はステーキなど、熱い料理に向きます。
  豚脂の融点は28~40℃
  →脂が体温で溶けるので、豚肉はハムなど、脂身を冷たいまま食べる料理にも使われます。

3.生後1年未満の子羊肉をマトン(× ラム)と呼ぶ。
  一般的には生後1年未満の子羊肉はラム、それ以上をマトンは呼ばれます。

4.ベーコンは、牛肉(× 豚肉)を塩漬け、燻煙したものである。
  日本では主に豚のバラ肉を使います。
  ハムは主にロースやモモ肉を使い、塩漬け、燻煙した後にボイルやスチームで仕上げます。

9
正解は 1 です。

1:コラーゲンは動物の皮膚や骨、軟骨、腱などの結合組織を構成するタンパク質ですので、含有量の多さは肉の硬さに比例します。

2:豚脂(ラード)は牛脂(ヘット)より融点は低いです。

3:羊肉は、生後一年未満を「ラム」、それ以降を「マトン」と呼びます。

4:ベーコンは、豚バラ肉の塩漬けを燻製にしたものです。

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