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調理師の過去問 平成27年度 食品衛生学 問34

問題

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我が国の食中毒の発生状況に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
細菌性食中毒は、10月〜翌5月にかけて多く発生する傾向が見られる。
   2 .
ウイルス性食中毒は、高温多湿な夏に多く発生する傾向が見られる。
   3 .
平成16年(2004年)〜平成25年(2013年)の累計患者数が最も多い病因物質は、ノロウイルスである。
   4 .
平成16年(2004年)〜平成25年(2013年)の累計患者数が最も多い施設は、旅館である。
( 調理師試験 平成27年度 食品衛生学 問34 )
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この過去問の解説 (4件)

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正解は3です。

食中毒の問題は必ずと言っていいほど出題されますので、間違い部分の訂正と一緒に捕捉の説明を加えていきます。

①細菌性食中毒は「6月~9月」にかけて多く発生する傾向がみられる。

※細菌性食中毒の原因となる細菌は多岐に渡ります。中でもカンピロバクター食中毒の発生件数・感染患者数が飛び抜けて多いことが特徴です。
また、O-157・サルモネラ・黄色ブドウ球菌による食中毒は集団発生することが多く、1回の食中毒事件で多くの患者数が発生します。

②ウイルス性食中毒は「低温乾燥した冬」に多く発生する傾向が見られる。

※平成18年頃からノロウイルスが猛威を振るうようになり、食中毒は1年を通して発生件数が減る事がなくなりました。
ノロウイルスは集団感染が非常に多く、患者数は細菌性を含めた食中毒の中でもトップとなっています。これはノロウイルスの感染力の強さも関係していると言われています。
またウイルス性食中毒の原因ウイルスは99%以上がノロウイルスです。

④平成16年(2004年)~平成25年(2013年)の累計患者数が最も多い施設は、「飲食店」である。
※次いで仕出し店や旅館となっています。

食中毒予防は食品を扱う職業従事者の義務です。試験でも必ず出題されますので、しっかり覚えましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
17
正解は「3」です。

1…細菌性食中毒は、高温多湿な梅雨時期を含む6~10月にかけて多く発生します。

2…ウイルス性食中毒は、11~1月の冬場に多く発生します。

細菌は食品中で増殖するのに対して、ウイルスは体内で増殖するのが特徴です。

4…平成16年(2004年)~平成25年(2013年)の累計患者数が一番多いのは、「飲食店」です。
  次いで、「仕出し屋」「旅館」と続きます。

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我が国の食中毒発生状況に関する記述については以下の通りです。


1.細菌性食中毒は、10月~翌5月(× 5~10月)にかけて多く発生する傾向がみられる。
  最近は高温多湿で増殖しやすくなるので、梅雨から夏にかけてがもっとも繁殖します。

2.ウィルス食中毒は、高温多湿な夏(× 10月~翌3月)に多く発生する傾向がみられる。
  ウィルス性食中毒は、そのほとんどがノロウィルスで、秋から春先にかけて多く発生しています。

3.平成16~25年の累計患者数が最も多い病原物質は、ノロウィルスである。 〇

4.平成16~25年の累計患者数が最も多い施設は、旅館(× 飲食店)である。
  患者数では、飲食店・仕出し屋・旅館の順になります。

10
正解は3です。ウイルスは感染力が強いため、事件数を見ると細菌性食中毒が多いが、患者数を見るとウイルス性食中毒が多くなっています。
 
1.細菌は高温多湿で増殖します。
 よって、細菌性食中毒は梅雨時期から夏にかけて多発します。

2.ウイルス性食中毒は、冬場に多発します。
 代表的なものはノロウイルスです。

4.患者数が最も多い施設は、飲食店です。
 半数以上を占めます。

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