調理師の過去問 平成28年度 食品衛生学 問33

(4)正解です。
日本海裂頭条虫（サナダムシ）は、 サケ・マスに多く、特に「サクラマス」に寄生する確率が高い寄生虫です。

(1)アニサキスは、サバ、サケ、スルメイカ、ニシン、サンマなどの天然ものに寄生します。
(2)クドア・セプテンプンクタータは、ヒラメに寄生します。
(3)横川吸虫は、アユ・ウグイなどの淡水魚に寄生します。

寄生虫と中間宿主の組み合わせはよく出題されるので押さえておきましょう。

(1)×　アニサキスの中間宿主はイカやサバ、アジなどです。胃や腸で感染し、激しい痛みと嘔吐などを引き起こします。

(2)×　クドア・セプテンプクタータの中間宿主はヒラメです。ヒラメの刺身などの生食により感染すると一過性の嘔吐や下痢を発症します。

(3)×　横川吸虫の中間宿主はアユです。

(4)○　正解です。日本海裂頭条虫の中間宿主はサクラマスやカラフトマスなどです。

１、アニサキスの中間宿主は、サバ、イカ、アジ、タラです。

　　アユを中間宿主とするのは、横川吸虫です。

２、クドア・セプテンプンクタータの中間宿主は、ヒラメです。

　　アジを中間宿主とするのは、アニサキスです。

３、ホタルイカを中間宿主とするのは、旋尾線虫です。

４、日本海裂頭条虫の中間宿主は、サクラマスです。

　　設問文通りですのでこれが正解となります。

４が正解です。

1 . 《寄生虫》アニサキス

　　 →《中間宿主》イカ、サバ、アジ等の為誤り

　　です。

2 . 《寄生虫》クドア・セプテンプンクタータ

　　→《中間宿主》ヒラメである為誤りです。

3 . 《寄生虫》横川吸虫

　　→アユやシラウオに寄生します。

4 . 《寄生虫》日本海裂頭条虫

　　→《中間宿主》サクラマスである為正解です。