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調理師の過去問 平成29年度 食品衛生学 問35

問題

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ノロウイルス食中毒の予防・消毒方法に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
   1 .
ノロウイルスの不活化には、次亜塩素酸ソーダなど塩素系の消毒薬や漂白剤が有効である。
   2 .
手洗いに加えて、うがいも予防法として推奨される。
   3 .
ノロウイルスの不活化には、消毒用アルコールが有効である。
   4 .
排便後の丁寧な手洗いは、最も効果的な予防法である。
( 調理師試験 平成29年度 食品衛生学 問35 )
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この過去問の解説 (3件)

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3 . ノロウイルスの不活化には、消毒用アルコールが有効である。
を選択するのが正解です。

アルコールは、ウイルスの表面にあるエンベローブ(脂質の膜)を破壊することで、ウイルスが活性化できないようにすることができます。
しかし、ノロウイルスは表面にエンベローブがないウイルスなので、アルコールをかけても活性化を抑えることはできません。
ノロウイルスに、アルコール消毒は効き目がありませんが、次亜塩素酸ソーダなど塩素系の薬剤で消毒するか、熱による消毒は有効です。

(1)× 文章のとおり、次亜塩素酸ソーダなど塩素系の消毒薬や漂白剤はノロウイルスの不活性化に有効です。

(2)× うがいをすると口の中のノロウイルスが除去できるため、文章のとおり、手洗いだけでなく、うがいも予防法として推奨されます。

(4)× 文章のとおり、排便後の丁寧な手洗いは最も効果的な予防法として推奨されています。
ノロウイルスに限らず感染症を防ぐには、トイレの使用後、調理前、食事前に流水でしっかり手洗いをし、手に付着している可能性のあるウイルスや細菌を洗い流すことが効果的です。
ノロウイルスは感染者の便と一緒に排出され、排便した人の手、手で触ったドアノブなどにノロウイルスが付着しやすくなります。
ノロウイルスは手を介して口から体内へ入りやすいため、排便した人はもちろん、誰もが丁寧な手洗いをすることが推奨されます。

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7
(1)記述の通り。ノロウィルスは一般的に消毒に使われているアルコール等、いろいろな消毒剤に抵抗性があると言われています。
確実に消毒するには、次亜塩素酸ソーダなど塩素系の消毒薬や漂白剤が有効です。

(2)記述の通り。手洗いはもちろんのこと、うがいも有効な予防手段だと言えます。

石鹸(ハンドソープ)にはウィルスに対して消毒効果はありませんが、手の油脂、汚れを落とすことにより、ウィルスをはがれやすくします。

うがいは、ウィルスが絡まった唾液を排出する効果があります。

(3)誤り。(1)でも記したように、消毒用アルコールではノロウィルスは不活性化されません。

(4)記述の通り。ノロウィルスは感染力が極めて高く、排泄物中のウィルス量が多いので、トイレから出たらしっかりと石鹸(ハンドソープ)を使って丁寧に手を洗う必要があります。


6
正解は 3 . ノロウイルスの不活化には、消毒用アルコールが有効である、は間違いです。次亜塩素酸ナトリウム溶液など、塩素消毒が有効です。

1 . ノロウイルスの不活化には、次亜塩素酸ソーダなど塩素系の消毒薬や漂白剤が有効です。

2 . 手洗いに加えて、うがいも予防法として推奨されています。

4 . 排便後の丁寧な手洗いは最も効果的な予防法です。

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