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調理師の過去問 平成30年度 食文化概論 問59

問題

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日本の料理様式に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
精進料理は、仏教伝来の奈良時代に広まった様式である。
   2 .
本膳料理は、膳ひとつのみで饗応する様式である。
   3 .
大饗料理は、貴族の宴会料理で酒と肴のみの様式である。
   4 .
懐石料理は、茶の湯とのかかわりで生じた様式である。
( 調理師試験 平成30年度 食文化概論 問59 )
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この過去問の解説 (3件)

71
4が正解です。

1.奈良時代ではなく鎌倉時代から広まった為誤りです。中国に渡った僧侶たちが禅宗と共に精進料理を学び帰国後、禅院を開き修行をしながら精進料理を広めました。

2.膳は一つではなく、一の膳(本膳)、二の膳、三の膳、四の膳(与の膳)、五の膳まである為誤りです。
室町時代から始まった配膳法や食作法ですが、現在は冠婚葬祭等に用いられています。

3.酒と肴のみの様式ではなく、料理も出るので誤りです。

4.懐石料理は、茶の湯とのかかわりで生じた様式である為正解です。
茶会に来たお客様を、主催者が料理でもてなした所からきています。

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21
正解は、4 . 懐石料理は茶の湯とのかかわりで生じた様式である、です。

1 . 精進料理は仏教伝来の奈良時代に広まった様式である、は誤りで、鎌倉時代に広まりました。精進料理は肉や魚などを使用せず、植物性食品のみで調理した仏事の料理です。

2 . 本膳料理は膳ひとつのみで饗応する様式である、は誤りで、本膳・二の膳・三の膳の饗の膳、酒の礼式である式三献からなっていました。

3 . 大饗料理は貴族の宴会料理で酒と肴のみの様式である、は誤りで、貴族の饗応料理です。

20
正解 4

1. 名前の通り道元禅師などが、鎌倉時代に中国大陸から持ち込んだ料理とされています。誤りの肢です。

2. 説明は真逆でして、儀式的な意味合いになり一説では、七つの膳まであるとされています。本肢も誤りです。

3. 貴族社会の見栄坊と欲が集結した料理になります。多くの料理と珍味を食して饗応しましたが、栄養価はなかったとされていますね。これも誤りです。

4. 本肢が正しいです。禅寺で主催者が客人をもてなす料理として出しました。

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