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中小企業診断士の過去問 平成27年度(2015年) 経済学・経済政策 問11

問題

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今日、経済政策の効果は、開放経済の枠組みで考える必要がある。
下図は、開放経済におけるマクロ経済モデルを描いたものである。小国開放経済、不完全資本移動、変動相場制度、物価硬直性、期待外国為替相場一定を仮定する。図中のBP曲線は、国際収支を均衡させる、GDPと利子率との組み合わせを表したものである。
貨幣量の拡大に伴う効果に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
問題文の画像
   1 .
貨幣量の拡大はLM曲線を下方にシフトさせ、純輸出を増加させるものの、民間投資支出の減少を通じてGDPを減少させる。
   2 .
貨幣量の拡大はLM曲線を下方にシフトさせ、GDPを増加させるものの、クラウディングアウトを発生させる。
   3 .
貨幣量の拡大は自国金利が相対的に低下することで内外金利差を生み出し、自国通貨を減価させる。
   4 .
貨幣量の拡大は自国通貨を増価させ、純輸出を減少させる。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 平成27年度(2015年) 問11 )
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この過去問の解説 (2件)

9

IS-LM分析の応用問題のIS -LM -BP分析(マンデルフレミング分析)です。

1 間違い

金融緩和によってLM曲線を下方にシフトさせ、利子率は一旦低下します。利子率が低いことから資金流出が増えて、純輸出が増えますが、投資を通じてGDPは増加します。

2 間違い

金融緩和によって貨幣量を増大させた場合ですので、クラウディングアウトは発生しません。

3 正しい

その結果自国の金利が低下することで、自国通貨の価値が下がります。

4 間違い

貨幣量の拡大は、自国通貨の価値を下げ、純輸出は増加します。

よって、正解は3

付箋メモを残すことが出来ます。
5
項番1:不適切です。
貨幣量の拡大により国内利子率は低下しますが、純輸出や投資の拡大によって貨幣取引需要が増加し、利子率が上昇し、GDPは増加します。

項番2:不適切です。
この場合、クラウディングアウトは発生しません。

項番3:適切です。
記述の通りです。

項番4:不適切です。
貨幣量拡大は自国通貨を減価させ、純輸出を増価させます。

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