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中小企業診断士の過去問 平成27年度(2015年) 経営情報システム 問17

問題

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システム開発を発注者と受注者が検討する場合、想定する情報システムの機能要求だけでなく、非機能要求も検討する必要がある。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「非機能要求グレード」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
   1 .
開発したシステム全体の優劣をグレードとして表示する。
   2 .
システムの規模の違いにより6つのモデルシステムが定義されている。
   3 .
要求項目やメトリクスの重複がないように、体系的に整理されている。
   4 .
要求項目を段階的に詳細化して、その内容について合意していく。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成27年度(2015年) 問17 )
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この過去問の解説 (2件)

5
1.✕:優劣を示しているわけではないため誤りです。
2.✕:3つのモデルシステムが定義されています。
3.✕:重複が存在するため誤りです。
4.◯:正解です。コンセプト通りです。

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1

情報システム開発における非機能要求についての出題です。

非機能要求とは、情報システムにおけるセキュリティや性能、業務の手順といったシステムの機能に関連しませんが、システムの安定・安全な稼働のために必要となる要件のことです。

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. 開発したシステム全体の優劣をグレードとして表示する。

非機能要求グレードとは、非機能要求の要求項目を定めたものです。

開発したシステム全体の優劣をグレードして表示するものではないため、本選択肢は不正解です。

選択肢2. システムの規模の違いにより6つのモデルシステムが定義されている。

モデルシステムは、社会的影響の違いによって区分されます。

・社会的影響がほとんどないシステム

・社会的影響が限定されるシステム

・社会的影響が極めて大きいシステム

上記の3つであるため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. 要求項目やメトリクスの重複がないように、体系的に整理されている。

非機能要求の項目は、大項目、中項目、小項目、メトリクス(指標)の順に体系化されています。

メトリクスには重複があるため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. 要求項目を段階的に詳細化して、その内容について合意していく。

非機能要求の要求項目について適切な説明であるため、本選択肢が正解です。

まとめ

非機能要求はシステムの機能以外に関する内容と定められていますが、ユーザーの満足度に大きく影響するためシステム開発において重要な項目と位置付けられています。

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