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中小企業診断士の過去問 平成28年度(2016年) 財務・会計 問18

問題

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加重平均資本コスト(WACC)の計算手順に関する次の記述について、下記の設問に答えよ。

加重平均資本コストは、株主資本(自己資本)コストと他人資本コストを、その( A )に応じて加重平均することで求められる。加重平均に用いるのは、理論的にはそれぞれの( B )である。
また、他人資本コストには( C )を考慮する必要がある。具体的には、他人資本コストに( D )を乗じることで、( C )を考慮した他人資本コストを求める。

記述中の空欄AおよびBにあてはまる語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
   1 .
A:運用形態  B:時価
   2 .
A:運用形態  B:簿価
   3 .
A:資本構成  B:時価
   4 .
A:資本構成  B:簿価
   5 .
A:調達源泉  B:簿価
( 中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成28年度(2016年) 問18 )
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この過去問の解説 (2件)

6
WACCの説明に関する問題です。
Aは、「資本構成」が該当します。
Bは、「時価」が該当します。

よって、3.が正解です。

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1

正解は「A:資本構成 B:時価」です。

【基礎知識】

負債と資本の資金調達コストを加重平均したものを加重平均資本コスト(WACC)といい、以下の式で求められます。

(負債総額:D、資本の時価総額:E、rD:負債コスト(利子)、rE:株主資本コスト(期待収益率)、T:税率)

 

WACC = D/(D+E) × rD(1-T) + E/(D+E) × rE

各資本コストを資本構成の比率で加重平均して求めています。

この時使われる数値は、簿価ベースではなく、時価の数値を用います(昔の比率で考えても、今の資本コストを考えることができません)。

※参考:資本コスト(なぜ自己資本にもコストがかかる??)

株式会社では株主のものであり、株主はそれぞれ資金(自己資本になる)を投じて、一定の収益を期待しています。この期待収益を下回ってしまうと、資金が引き上げられる恐れがあります。

よって、この期待収益に応え続ける必要があります。

このとき、資金を投資している人の期待収益率が資本コスト、必ず配当等で実現していく必要のあるコストになります。

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