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中小企業診断士の過去問 平成28年度(2016年) 経営情報システム 問15

問題

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システム開発プロジェクトには失敗事例が多いといわれる。システム開発の失敗をできるだけ避けるため、種々の指針や概念が提示されている。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
   1 .
開発担当者と運用担当者が一体となり、お互いに協力してシステムの開発・リリースを的確に行おうという考え方を一般的にDevOpsという。
   2 .
コンピュータシステムに組み込むべき業務に関わる要求を機能要求、業務機能ではない要求を非機能要求という。独立行政法人情報処理推進機構では非機能要求の要求項目を、可用性、性能・拡張性、運用・保守性の3項目に整理している。
   3 .
システム開発受託企業がシステムに求められる要件をどこまで実現するのかを明記し、かつ、実現できなかった場合の対処法も明記する契約書をSLMと呼ぶ。
   4 .
システム開発の際に用いられる用語として、As-IsとTo-Beがあるが、As-Isとは開発するシステムのあるべき姿を指す。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成28年度(2016年) 問15 )
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この過去問の解説 (2件)

4

【正解1】

[1]適切

DevOpsは、開発(=Development)と操作(=Operations)を合わせた言葉で、開発担当者と運用担当者が一体となり、お互いに協力してシステムの開発・リリースを的確に行う、という考え方です。

[2]不適切

コンピュータシステムに組み込むべき業務に関わる要求を機能要求、業務機能ではない要求を非機能要求と言いますが、独立行政法人情報処理推進機構では非機能要求の要求項目を10項目に整理しています。

[3]不適切

システム開発受託企業がシステムに求められる要件をどこまで実現するのかを明記し、かつ、実現できなかった場合の対処法も明記する契約書は「SLA(=Service Level Agreement)」です。SLM(=Service Level Management)とは、サービス提供者がサービスの品質を定期的に検証し、品質維持・改善を行う仕組みのことです。

[4]不適切

開発するシステムのあるべき姿を指す言葉は「To-Be」です。「As-is」は今ある姿・現状を指す言葉です。

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0

システム開発プロジェクトの指針や概念に関する問題です。

選択肢1. 開発担当者と運用担当者が一体となり、お互いに協力してシステムの開発・リリースを的確に行おうという考え方を一般的にDevOpsという。

正解の選択肢となります。

選択肢2. コンピュータシステムに組み込むべき業務に関わる要求を機能要求、業務機能ではない要求を非機能要求という。独立行政法人情報処理推進機構では非機能要求の要求項目を、可用性、性能・拡張性、運用・保守性の3項目に整理している。

非機能要求の要求項目は6項目に整理されています。

6項目の内容は、本選択肢中の3つに加えて、移行性、セキュリティ、システム環境・エコロジーです。

選択肢3. システム開発受託企業がシステムに求められる要件をどこまで実現するのかを明記し、かつ、実現できなかった場合の対処法も明記する契約書をSLMと呼ぶ。

SLMとは、サービス提供者がサービスの品質について継続的・定期的に点検・検証し、品質を維持および改善する仕組みのことです。

選択肢4. システム開発の際に用いられる用語として、As-IsとTo-Beがあるが、As-Isとは開発するシステムのあるべき姿を指す。

開発するシステムのあるべき姿を指すのは、To-Beです。

システム開発に限らず、コンサルの現場でもAs-Is(現状)とTo-Be(あるべき姿)とのギャップを明らかにすることは一般的に行われます。

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