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中小企業診断士の過去問 平成29年度(2017年) 経済学・経済政策 問8

問題

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2016年9月、日本銀行は金融緩和強化のための新しい枠組みとして「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入した。この枠組みでは、「消費者物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続する」こととされている。
マネタリーベースに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a:マネタリーベースは、金融部門から経済全体に供給される通貨の総量である。
b:マネタリーベースは、日本銀行券発行高、貨幣流通高、日銀当座預金の合計である。
c:日本銀行による買いオペレーションの実施は、マネタリーベースを増加させる。
d:日本銀行によるドル買い・円売りの外国為替市場介入は、マネタリーベースを減少させる。
   1 .
aとc
   2 .
aとd
   3 .
bとc
   4 .
bとd
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 平成29年度(2017年) 問8 )
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この過去問の解説 (2件)

6
マネタリーベースとは、日銀が直接供給している貨幣量のことです。
a:マネーストックについての解説です。
b:適切です。
c:適切です。日銀が民間銀行から債権を購入することで、民間銀行の現金が増える為です。
d:外貨を現金で買うことを考えると、マネタリーベースを増加させることになる為不適切です。

よって正解は「3 . bとc」です。

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0

マネタリーベースについての出題です。

マネタリーベースとは、中央銀行である日本銀行が供給する貨幣の総量のことです。

式にすると以下のようになります。

マネタリーベース= 現金(日本銀行券発行高 + 貨幣流通高) + 日銀当座預金

各選択肢をそれぞれ解説します。

a:金融部門から経済全体に供給される通貨の総量は、マネーストックであるため本選択肢は誤りです。

b:マネタリーベースの説明として適しているため、本選択肢は正しいです。

c:買いオペレーションとは日本銀行が債権を購入して、貨幣供給量を増やす(マネタリーベースを増加させる)政策のことであるため、本選択肢は正しいです。

d:ドル買い・円売りにより貨幣供給量が増えます(マネタリーベースが増加する)。そのため本選択肢は誤っています。

正しい選択肢の組み合わせは bとc です。

選択肢1. aとc

本選択肢は不正解です。

選択肢2. aとd

本選択肢は不正解です

選択肢3. bとc

本選択肢が正解です。

選択肢4. bとd

本選択肢は不正解です

まとめ

マネタリーベースは、ハイパワードマネーとも呼ばれますが、中小企業診断士試験ではマネタリーベースとして出題されています。

似た用語のマネーストックと混同しないように注意してください。

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