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第三種電気主任技術者の過去問 平成27年度(2015年) 理論 問21

問題

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演算増幅器(オペアンプ)について、次の間に答えよ。

演算増幅器は、その二つの入力端子に加えられた信号の( ア )を高い利得で増幅する回路である。演算増幅器の入カインピーダンスは極めて( イ )ため、入力端子電流は( ウ )とみなしてよい。一方、演算増幅器の出カインピーダンスは非常に( エ )ため、その出力端子電圧は負荷による影響を( オ )。さらに、演算増幅器は利得が非常に大きいため、抵抗などの部品を用いて負帰還をかけたときに安定した有限の電圧利得が得られる。

上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)及び(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
   1 .
(ア)差動成分 (イ)大きい (ウ)ほぼ零     (エ)小さい (オ)受けにくい
   2 .
(ア)差動成分 (イ)小さい (ウ)ほぼ零     (エ)大きい (オ)受けやすい
   3 .
(ア)差動成分 (イ)大きい (ウ)極めて大きな値 (エ)大きい (オ)受けやすい
   4 .
(ア)同相成分 (イ)大きい (ウ)ほぼ零     (エ)小さい (オ)受けやすい
   5 .
(ア)同相成分 (イ)小さい (ウ)極めて大きな値 (エ)大きい (オ)受けにくい
( 第三種 電気主任技術者試験 平成27年度(2015年) 理論 問21 )
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この過去問の解説 (3件)

6
演算増幅器は、その二つの入力端子に加えられた信号の(ア)差動成分を高い利得で増幅する回路です。 演算増幅器の入力インピーダンスは極めて(イ)大きいため、 入力端子電流は(ウ)ほぼ零とみなしてよいことになります。 一方、 演算増幅器の出力インピーダンスは非常に(エ)小さいため、 その出力端子電圧は負荷による影響を(オ)受けにくいです。さらに、演算増幅器は利得が非常に大きいため、抵抗などの部品を用いて負帰還をかけたときに安定した有限の電圧利得が得られます。

(オ)の負荷による影響を受けてしまうことは望ましくないので、自然と「受けにくい」が選べ、1と5に絞ることができます。
また、(ウ)の入力端子電流が極めて大きいという選択肢もデバイス関係では聞かないため、除外できます。
以上より、消去法で1になります。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正しい組み合わせは、1番です。

(ア)
演算増幅器は、その二つの入力端子に加えられた信号の「差動成分」を高い利得で増幅する回路です。


(イ)
演算増幅器の入カインピーダンスは極めて「大きい」ため、


(ウ)
入力端子電流は「ほぼ零」とみなしてよくなります。


(エ)
一方、演算増幅器の出カインピーダンスは非常に「小さい」ため、


(オ)
その出力端子電圧は負荷による影響を「受けにくい」ことになります。


0

演算増幅器(オペアンプ)による基本的な問題です。

理論科目では、選択科目であるため、必須ではありません。

苦手意識がない人は、マスターしましょう。下記、解説です。

 

(ア)

  演算増幅器は、二つの入力端子に加えられた【差動成分】を

  高い利得で増幅する回路です。

 

(イ・ウ)

  演算増幅器の入カインピーダンスは極めて【大きい】ため、

  入力端子電流は【ほぼ零】とみなされます。

 

(エ・オ)

  演算増幅器の出カインピーダンスは非常に【小さい】ため、

  その出力端子電圧は負荷による影響を【受けにくい】です。

選択肢1. (ア)差動成分 (イ)大きい (ウ)ほぼ零     (エ)小さい (オ)受けにくい

こちらが正解です。

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