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第三種電気主任技術者の過去問 平成27年度(2015年) 電力 問26

問題

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次の文章は、原子力発電の設備概要に関する記述である。

原子力発電で多く採用されている原子炉の型式は軽水炉であり、主に加圧水型と沸騰水型に分けられるが、いずれも冷却材と( ア )に軽水を使用している。
加圧水型は、原子炉内で加熱された冷却材の沸騰を( イ )により防ぐとともに、一次冷却材ポンプで原子炉、( ウ )に冷却材を循環させる。
( ウ )で熱交換を行い、タービンに送る二次系の蒸気を発生させる。
沸騰水型は、原子炉内で冷却材を加熱し、発生した蒸気を直接タービンに送るため、系統が単純になる。
それぞれに特有な設備には、加圧水型では( イ )、( ウ )、一次冷却材ポンプがあり、沸騰水型では( エ )がある。

上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
   1 .
(ア)減速材   (イ)加圧器    (ウ)蒸気発生器  (エ)再循環ポンプ
   2 .
(ア)減速材   (イ)蒸気発生器  (ウ)加圧器    (エ)再循環ポンプ
   3 .
(ア)減速材   (イ)加圧器    (ウ)蒸気発生器  (エ)給水ポンプ
   4 .
(ア)遮へい材  (イ)蒸気発生器  (ウ)加圧器    (エ)再循環ポンプ
   5 .
(ア)遮へい材  (イ)蒸気発生器  (ウ)加圧器    (エ)給水ポンプ
( 第三種 電気主任技術者試験 平成27年度(2015年) 電力 問26 )
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この過去問の解説 (3件)

3
正しい組み合わせは、1番です。


(ア)
原子力発電で多く採用されている原子炉の型式は軽水炉であり、主に加圧水型と沸騰水型に分けられますが、いずれも冷却材と「減速材」に軽水を使用しています。


(イ)
加圧水型は、原子炉内で加熱された冷却材の沸騰を「加圧器」により防いでいます。


(ウ)
さらに、一次冷却材ポンプで原子炉と「蒸気発生器」に冷却材を循環させています。
この蒸気発生器で熱交換を行い、タービンに送る二次系の蒸気を発生させます。


(エ)
沸騰水型に特有な設備には、「再循環ポンプ」があります。このポンプの流量を制御することで出力を調整します。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
軽水は重水素から構成される分子を含み通常の水より密度が高い水(重水)に対する普通の水のことです。
減速材は、原子炉において中性子と核燃料を効率よく反応させるために用いられるものです。
冷却材は炉で生じた熱を取り出す流体のことです。
(ア)軽水炉に用いられる減速材と冷却材には軽水が使われています。

(イ)(ウ)に関しては、沸騰を防ぐためには加圧すればよいので、(イ)加圧器、(ウ)蒸気発生器を選択できます。

再循環ポンプは沸騰水型において炉心から取り出した冷却水を炉心に再び戻すポンプのことです。
流量を変えることでゆるやかな出力制御を行ないます。

0

原子力発電について、基礎的な問題です。

頻出問題ではありませんが、苦手意識がない方は、覚えましょう。

下記がポイントとなります。

 

(ア)冷却材と【減速材】に軽水を使用しています。

 

(イ)冷却材の沸騰を【加圧器】により防ぎます。

 

(ウ)【蒸気発生器】に冷却材を循環させます。

 

(エ)沸騰水型では、【再循環ポンプ】があります。

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