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1級電気工事施工管理技士の過去問 平成30年度(2018年) (旧)平成30年度 問25

問題

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高圧配電線路の保護に関する記述として、不適当なものはどれか。
   1 .
施設箇所を通過する短絡電流を遮断する能力を有する高圧真空遮断器を施設する。
   2 .
過電流遮断器として、日本産業規格(JIS)に定める高圧限流ヒューズを施設する。
   3 .
高圧配電線の地絡保護のために、配電用変電所に地絡方向継電器と地絡過電圧継電器を施設する。
   4 .
雷による高圧配電線の過電圧保護のために、柱上変圧器の二次側に避雷器を施設する。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
 それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問25 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は4です。

1.高圧遮断器の中で最も採用されているのが真空遮断器であり、遮断時の騒音が小さく、幅広い短絡電流に対応できる特徴を持ちます。

2.限流ヒューズは、短絡電流の大電流に対する良好な遮断特性を持っています。

3.地絡方向継続機は、漏洩した電流値、地絡電流の方向性の検出ができます。
地絡過電圧継続器は、配電線の地絡事故時に発生する零相電圧を検出して動作します。

4.避雷器は一次側に施設します。従って、4が不適切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
11
正解は、4 です。

雷からの高圧配電線の過電圧保護のためには、柱上変圧器の二次側ではなく、一次側に避雷器を設置しなければなりません。

これは柱上変圧器への雷害の多くが、柱上変圧器から一次側への高圧引下線を通して高圧配電線に入り込んで生じるためです。

他の、1・2・3 は正しく述べています。

1

高圧配電線路の保護に関する問題です。

選択肢1. 施設箇所を通過する短絡電流を遮断する能力を有する高圧真空遮断器を施設する。

真空遮断器(VCB)は、絶縁性能が優れていて、高真空によりアークを消弧する遮断機能を有し、電路を遮断します。

選択肢2. 過電流遮断器として、日本産業規格(JIS)に定める高圧限流ヒューズを施設する。

高圧限流ヒューズは、大短絡電流を限流作用で抑制し、通過電流が小さく高速遮

断が可能なため、電路や機器に影響が少ない特徴があります。

選択肢3. 高圧配電線の地絡保護のために、配電用変電所に地絡方向継電器と地絡過電圧継電器を施設する。

地絡保護のためには、配電用変電所に地絡方向継電器と地絡過電圧継電器を設置します。

地絡過電圧継電器は、地絡事故時に、零相の電圧と電流を検出し、2つの位相差から保護範囲を決めて遮断器を動作させます。

地絡過電圧継電器は、地絡過電圧継電器の補助と母線保護として使用します。

選択肢4. 雷による高圧配電線の過電圧保護のために、柱上変圧器の二次側に避雷器を施設する。

×

高圧配電線を雷による過電圧保護のためには、柱上変圧器の一次側に避雷器を施設します。

柱上変圧器の二次側に避雷器を施設」は誤りです。

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