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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和元年度(2019年) 午前 イ 問8

問題

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高圧進相コンデンサに関する記述として、「日本産業規格(JIS)」上、誤っているものはどれか。
   1 .
保安装置内蔵コンデンサは、蒸着電極コンデンサの内部に異常が生じた際、異常素子又は素体に電圧が加わらないように切り離しできる装置を組み込んだコンデンサである。
   2 .
蒸着電極コンデンサは、蒸着金属を電極としており、自己回復することができないコンデンサである。
   3 .
乾式コンデンサは、コンデンサ内部に、80℃において流動性のない固体含浸剤又は気体を充てんしたコンデンサである。
   4 .
集合形コンデンサは、適切な個数の単器形コンデンサを1個の共通容器又は枠に収めて1個の単器形コンデンサと同等に取り扱えるように構成したコンデンサである。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
 それに伴い、当設問の問題文中の文言を変更しました。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午前 イ 問8 )
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この過去問の解説 (3件)

24
正解は【2】です。

蒸着電極コンデンサは、SH(Self Healing)コンデンサと呼ばれ、
局部的破壊が生じた場合、破壊部分の電極膜が蒸発消失し、
絶縁回復する事が特徴です。

よって、自己回復できるコンデンサとなるので、
記述文は、誤っています。

対して、主にアルミ等の金属箔を電極に使用したものを、
NHコンデンサといい、自己回復ができません。

【1】
ケース内圧が上昇した場合、電流通路を遮断する保安装置を内蔵したコンデンサを保安装置内蔵コンデンサといいますので、正しいです。

【3】
油入コンデンサに対し、窒素ガスやSF6(六フッ化硫黄ガス)で充てんしたコンデンサを、乾式コンデンサといいますので、正しいです。

【4】
記述の通り、単器形コンデンサを複数使用するものを集合形コンデンサといい、正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
9
蒸着電極コンデンサとは、絶縁素材とその表面に設けられた蒸着金属膜によって構成されているコンデンサのことで、局部的破壊が生じても破壊部分の電極膜が自己回復する能力があります。

よって正解は、2 です。

他の、1・3・4は正しく述べています。

3

「日本産業規格(JIS)」に対して、高圧進相コンデンサに関する問題です。

選択肢1. 保安装置内蔵コンデンサは、蒸着電極コンデンサの内部に異常が生じた際、異常素子又は素体に電圧が加わらないように切り離しできる装置を組み込んだコンデンサである。

保安装置内蔵コンデンサは、蒸着電極コンデンサの安全性を特に増すため、コンデンサ内部に異常が生じた場合、異常素子または素体に電圧が加わらないように、切り離しができる装置を組み込んだコンデンサです。

選択肢2. 蒸着電極コンデンサは、蒸着金属を電極としており、自己回復することができないコンデンサである。

×

蒸着電極コンデンサは、蒸着金属を電極として、自己回復することができるコンデンサです。

「自己回復することができない」は、誤りです。

選択肢3. 乾式コンデンサは、コンデンサ内部に、80℃において流動性のない固体含浸剤又は気体を充てんしたコンデンサである。

乾式コンデンサは、問題文の記述通りのコンデンサです。

選択肢4. 集合形コンデンサは、適切な個数の単器形コンデンサを1個の共通容器又は枠に収めて1個の単器形コンデンサと同等に取り扱えるように構成したコンデンサである。

集合形コンデンサは、問題文の記述通りのコンデンサです。

まとめ

本問は、JIS C 4902 を参考に出題されています。

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