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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和2年度(2020年) 午前 イ 問10

問題

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変電所の母線保護に用いられる保護継電方式として、不適当なものはどれか。
   1 .
電流差動方式
   2 .
電圧差動方式
   3 .
温度継電方式
   4 .
位相比較方式
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 イ 問10 )
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この過去問の解説 (3件)

27
正解は、3 です。

母線を保護するために故障を検出する方法は、幾つかの方式に分類されています。

・電流差動方式:母線に入力される電流と出力される電流量の差により故障を検出する方式

・電圧差動方式:母線の電圧変動により故障を検出する方式

・位相比較方式:各相の電流と全体の電流の位相の比較により故障を検出する方式

よって、1・2・4 は適当です。

付箋メモを残すことが出来ます。
15

正解は【3】です。

温度継電方式は主に、変圧器の過負荷や異常による温度上昇により、

変圧器とを切り離すのに使用されます。

母線保護には用いられないので、不適当です。

事故や自然災害において

母線を保護する継電器(リレー)の種類について、

問題文のような、

・電流差動方式

・電圧差動方式

・位相比較方式

があります。

3

変電所の母線保護に用いられる保護継電方式に関する問題です。

変電所の母線に故障が生じたときは、迅速に対応が求められます。そのために、信頼のできる保護継電方式が採用され、選択肢のような保護継電器があります。

選択肢1. 電流差動方式

母線に流れ込む線電流の総和電流と、流出する線電流の総和電流を変流器で作動的につないで、作動回路に継電器を用いた方式です。

選択肢2. 電圧差動方式

電流差動方式の代わりに高インピーダンスの電圧継電器を、作動回路につないだ方式です。

母線故障時には変流器二次回路は開放状態となって二次電圧が上がって電圧継電器を作動させます。継電器にかかる端子電圧の大きさで母線か外部かを判断します。

選択肢3. 温度継電方式

×

温度継電方式は過負荷などで変圧器絶縁油の温度上昇を捕らえ、作動させる継電方式です。母線保護方式ではありません

選択肢4. 位相比較方式

外部故障時には、故障電流が流出する端子の電流と、別の端子の電流の位相が逆異相となります。内部故障時には、同位相になりますので、同位相のときに継電器を作動させて母線保護を行う方式です。

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