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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和2年度(2020年) 午前 イ 問14

問題

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電気化学に関する記述として、不適当なものはどれか。
   1 .
水溶液中でイオンとなる物質を電解質といい、このイオンを含んだ水溶液を電解液という。
   2 .
電気的に中性の分子が陽イオンと陰イオンに分かれることを電気分解という。
   3 .
硫酸銅水溶液を電気分解すると陰極に銅が析出する。
   4 .
電気分解により析出する物質の析出量は、通電した電気量に比例する。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 イ 問14 )
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この過去問の解説 (3件)

22
正解は、2 です。

電気分解とは、化合物からなる液体に電圧をかけることで生じる還元・酸化反応を利用して化学分解することをいいます。

この際イオン化しやすい分子が、陰極には陽イオン・陽極には陰イオンが結合します。

他の、1・3・4 は正しく述べています。

付箋メモを残すことが出来ます。
15

正解は【2】です。

電気分解は、分解したい化合物の溶液に、

正極(電気が流れる側)・負極(電気を受ける側)をいれ、

電圧をかけ、電流をながすと、

化学反応により、化合物を構成している分子は、

正極側と負極側に分かれていきます。

電気を流して、分解する事を電気分解というので不適当です。

・電気を帯びた原子をイオンといい

 +の電気を帯びたイオンを陽イオン

 ーの電気を帯びたイオンを陰イオンといいます。

 また物質が水に溶けて、陽イオン、陰イオンに分かれる事を電離といい

 電離する物質を電解質といいます。

 電離した水溶液は電解液といいます。

4

電気化学に関する問題です。

選択肢1. 水溶液中でイオンとなる物質を電解質といい、このイオンを含んだ水溶液を電解液という。

溶質が水に溶けてイオンになる物質が電解質で、電解質が溶けた溶液が、電解液です。

選択肢2. 電気的に中性の分子が陽イオンと陰イオンに分かれることを電気分解という。

×

電気分解は、化合物溶液に電気を加えることで、陰極で還元反応が、陽極では酸化反応が起こして、化合物溶液を化学分解することです。溶液は、中性の溶液とは限りません。

イオン結晶が、陽イオンと陰イオンに分かれることは、電離です

イオン結晶は陽イオンと陰イオンが結合した結晶で、電気的に中性です。

選択肢3. 硫酸銅水溶液を電気分解すると陰極に銅が析出する。

硫酸銅水溶液で、白金を電極として電気分解すると、陽極で水が酸化されて酸素が発生し、陰極では銅が析出します。

選択肢4. 電気分解により析出する物質の析出量は、通電した電気量に比例する。

ファラデーの法則により、電気分解で電極に析出する物質量は、電解液に加えた電気量に比例します。

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