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1級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年) 午前 ロ 問36

問題

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無停電電源装置(UPS)に関する記述として、「日本産業規格(JIS)」上、不適当なものはどれか。
   1 .
インバータは、直流電力を交流電力に変換する半導体電力変換装置である。
   2 .
常時商用給電方式は、常用電源の電圧又は周波数が許容範囲から外れた場合、蓄電池運転状態となりインバータで負荷電力の連続性を維持するUPSである。
   3 .
保守バイパスは、システムのUPSユニット又はUPSユニットのグループを追加することによって、負荷電力の連続性を向上させた電力経路である。
   4 .
UPSユニットは、インバータ、整流器、及び蓄電池などのエネルギー蓄積装置をそれぞれ一つ以上ずつもっているUPSの構成要素である。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 午前 ロ 問36 )
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この過去問の解説 (2件)

4

無停電電源装置(UPS)の言葉の定義に関する問題です。

選択肢1. インバータは、直流電力を交流電力に変換する半導体電力変換装置である。

〇 正しいです。

インバータは、問題文そのままの内容です。

選択肢2. 常時商用給電方式は、常用電源の電圧又は周波数が許容範囲から外れた場合、蓄電池運転状態となりインバータで負荷電力の連続性を維持するUPSである。

〇 正しいです。

常時商用給電方式は、通常状態では商用電源から負荷に電力を送り、交流電源入力がUPS指定の許容範囲を外れたときに、UPSは蓄電池からのエネルギーで負荷に電力が供給されます。

選択肢3. 保守バイパスは、システムのUPSユニット又はUPSユニットのグループを追加することによって、負荷電力の連続性を向上させた電力経路である。

× 誤りです。

保守バイパスは、保守実施している間は、負荷電力を連続して送電するための電力経路で保守スイッチが設けられます。保守スイッチの方法はシステムごとにいろいろ有りますが、UPSをバイパスして交流電源とUPS部分を切り離して負荷側を接続するものです。

UPSユニットはUPSそのもので、あとで追加するものではありませんので、誤りです。

選択肢4. UPSユニットは、インバータ、整流器、及び蓄電池などのエネルギー蓄積装置をそれぞれ一つ以上ずつもっているUPSの構成要素である。

〇 正しいです。

UPSユニットは、問題文の内容通りです。

まとめ

UPSに関して該当するJIS規格は、 JIS C 4411-3 です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

保守バイパスは、点検時に商用電源を直送する回路です。この回路により、UPSの無停電での保守が可能となります。

選択肢1. インバータは、直流電力を交流電力に変換する半導体電力変換装置である。

適当です。

選択肢2. 常時商用給電方式は、常用電源の電圧又は周波数が許容範囲から外れた場合、蓄電池運転状態となりインバータで負荷電力の連続性を維持するUPSである。

適当です。

選択肢3. 保守バイパスは、システムのUPSユニット又はUPSユニットのグループを追加することによって、負荷電力の連続性を向上させた電力経路である。

不適当です。

選択肢4. UPSユニットは、インバータ、整流器、及び蓄電池などのエネルギー蓄積装置をそれぞれ一つ以上ずつもっているUPSの構成要素である。

適当です。

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