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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和元年度(2019年)前期 3 問38

問題

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鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
生コンクリートのスランプが小さいほど、粗骨材の分離やブリーディングが生じやすい。
   2 .
常温時における温度変化によるコンクリートと鉄筋の線膨張係数は、ほぼ等しい。
   3 .
空気中の二酸化炭素などにより、コンクリートのアルカリ性は表面から失われて、中性化していく。
   4 .
鉄筋のかぶり厚さは、耐久性及び耐火性に大きく影響する。
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)前期 3 問38 )
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この過去問の解説 (3件)

24
最も不適当なものは 1 . 生コンクリートのスランプが小さいほど、粗骨材の分離やブリーディングが生じやすい となります。

スランプとは、上の内径が10cm、下の内径が20cm、高さが30cmの鋼製中空のコーンにつめたコンクリートが、コーンを引き抜いた後に最初の高さからどのくらい下がる(スランプする)かを示すものであり、スランプが大きいコンクリートは、軟らかいコンクリートということになる。

つまり、粗骨材の分離やブリーディングが生じやすい。のは、スランプが大きいときとなります。

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14
正解は1です。

1 .生コンクリートのスランプが小さいほど、粗骨材の分離やブリーディングが生じやすい。 → 不適当です。
生コンクリート中の水分が多ければ多いほど、スランプの値は大きくなります。
また、ブリーディングとは、コンクリート表面に水が浮き上がる現象のことをいいます。水よりもコンクリートの材料であるセメント・骨材は密度が大きいため、水は上昇し、セメント・骨材は下降することにより生じます。ブリーディングは水量を増やすと生じやすくなります。
よって生コンクリートのスランプ値が大きいほど、ブリーディングが生じやすくなります。

2 .常温時における温度変化によるコンクリートと鉄筋の線膨張係数は、ほぼ等しい。 → 適当です。
コンクリートと鉄筋の線膨張係数は非常に近く、約1.0×10^(-5)です。

3 .空気中の二酸化炭素などにより、コンクリートのアルカリ性は表面から失われて、中性化していく。 → 適当です。
コンクリート内部の水酸化カルシウムと、空気中の二酸化炭素が反応して炭酸カルシウムを生成します。これをコンクリートの中性化といい、コンクリート劣化の大きな原因となります。

4 .鉄筋のかぶり厚さは、耐久性及び耐火性に大きく影響する。 → 適当です。
かぶり厚さとは、鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことをいい、かぶり厚さが厚いほど鉄筋が錆びることを防げるため耐久性が高くなります。また、火災などの高熱による鉄筋の強度低下を食い止めることができるため、耐火性が高くなります。

7
1.不適当です。
生コンクリートのスランプが大きいほど、粗骨材の分離やブリーディングが生じやすいです。

2.適当です。
記載の通り、常温時における温度変化によるコンクリートと鉄筋の線膨張係数はほぼ等しいです。

3.適当です。
コンクリートは表面だけではなく内部もアルカリ性ですので、空気中の二酸化炭素などにより表面が影響を受けたとしても、中性化はせずにアルカリ性のままです。

4.適当です。
鉄筋のかぶり厚さは、耐久性及び耐火性に大きく影響します。

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