FP2級の過去問 2017年5月 実技 問70

賃貸経営の実質利回りは（年間賃貸収入ー年間支出総額）÷購入金額　で求めることができます。
年間賃貸収入は98,000円×12か月＝1,176,000円となります。
年間支出は、管理費等・管理業務委託費・固定資産税額の合計なので
管理費　13,000円×12か月＝156,000円
管理業務委託費　98,000円×5%×12か月＝58,800円
固定資産税　70,000円
合計で284,800円となります。
よって実質利回りは、（1,176,000－284,800）÷22,000,000≒4.05%（小数点以下第3位を四捨五入）が正解です。

正解は１です。

実質利回り＝（年間収入ー諸経費）÷総投下資本
として計算します。

資料より、
年間収入は、
月額賃料98,000円×12ヶ月＝1,176,000円
となります。
諸経費は、
管理費等＝13,000円×12ヶ月＝156,000円
管理業務委託費＝98,000円×5％×12ヶ月＝58,800円
固定資産税＝70,000円
を合計すると、284,800円となります。
総投下資本は、購入費用総額のことですので、
総投下資本＝2,200万円となります。

よって、
実質利回り
＝（1,176,000円ー284,800円）÷2,200万円
＝0.040509…
＝4.0509％となり、
小数点以下第3位を四捨五入すると、4.05％となります。

正解は１です。

実質の利回りは（純利益/投資金額）×100で求めます。

純利益は以下の通りです。
各費用の1年分の想定をします。
収入の賃料1年分から経費を差し引いていきます。
（98000円×12月）－（13000円×12月）－（98000円×５％）ー70000円＝891200円

従って
8912000÷22000000×100=4.05%