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FP2級の過去問 2020年1月 学科 問12

問題

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個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
   1 .
変額個人年金保険では、保険料の特別勘定による運用成果によって、将来受け取る年金額等が変動するが、死亡給付金については基本保険金額が最低保証されている。
   2 .
終身年金では、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢など契約内容が同一の場合、保険料は被保険者が女性の方が男性よりも高くなる。
   3 .
確定年金では、年金受取開始日前に被保険者( = 年金受取人)が死亡した場合、死亡給付金受取人が契約時に定められた年金受取総額と同額の死亡給付金を受け取ることができる。
   4 .
保証期間のない有期年金では、年金受取期間中に被保険者( = 年金受取人)が死亡した場合、それ以降の年金は支払われない。
( FP技能検定2級 2020年1月 学科 問12 )
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この過去問の解説 (3件)

7
【正解 3】

[1]適切
変額個人年金保険では、契約者が特別勘定を選ぶことができ、年金原資が変動します(運用は自己責任)。ただし、死亡給付金については、既払込保険料相当額を保証するものが一般的です。

[2]適切
終身年金は、予定死亡率が低いほど保険料が高くなるため、被保険者の契約条件が同じであれば、平均寿命の長い女性の方が男性よりも保険料が高くなります。

[3]不適切
確定年金は、年金受取期間中、被保険者(=年金受取人)の生死にかかわらず年金が支払われますが、年金の受取開始日前に被保険者が死亡した場合は、「既払込保険料相当額」の死亡給付金が死亡給付金受取人に支払われます。

[4]適切
保証期間のない有期年金は、年金受取期間中、被保険者(=年金受取人)が生存している限り年金が支払われるため、被保険者が死亡した場合は、それ以降の年金は支払われません。

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2
解答 3

個人年金保険は、私的年金の1つで、契約時に定められた年齢から、一定の期間もしくは生涯にわたって毎年一定額の年金を受け取ることができる保険です。

(1)○
変額個人年金保険は、保険会社の運用実績に応じて、受け取る年金額も変わる保険です。運用実績によっては元本割れのリスクも伴いますが、死亡給付金には一般的に最低保証額が設けられています。

(2)○
個人年金保険の終身年金は、一般的に女性の方が男性よりも平均寿命が長く、支払われる年金も多くなるので、同じ条件であれば女性の方が男性よりも保険料が高くなります。

(3)✕
確定年金では、年金受取開始日前に被保険者が死亡した場合には、すでに払い込み済の保険料相当額の死亡給付金が死亡給付金受取人に支払われ、年金受取期間中に被保険者が死亡した場合には、年金が支払われます。

(4)○
個人年金保険には終身年金、有期年金、確定年金の3種類があります。終身年金は、生存している限り一生涯年金を受け取ることができます。有期年金は、生存している限り一定の期間年金を受け取ることができます。保証期間のない終身年金、有期年金は、被保険者が死亡すると、それ以降の年金は支払われません。
それに対して確定年金は、被保険者の生死に関係なく一定期間年金が支払われますので、被保険者が死亡した場合には遺族に年金が支払われます。また、終身年金や有期年金に保証期間がついたものもあり、これらは被保険者が死亡した場合でも保証期間内であれば、遺族に年金が支払われます。

1

【正解 3】

個人年金保険の一般的な商品性についての問題です。


[1]適切
変額個人年金保険は、保険料を特別勘定(株式や債券等)で運用して年金原資を作りますので、運用実績によって受け取る年金額や解約返戻金額が変動する保険商品です。

ただし、死亡給付金の額は、一般に既払込保険料相当額が最低保証されています。


[2]適切
終身年金は、被保険者が生存している限り年金を受け取ることができるため、男性よりも平均寿命の長い女性のほうが、年金受取総額が多くなることが見込まれます。

したがって、保険料も女性のほうが高く設定されています。


[3]不適切
確定年金では、被保険者が年金受取開始前に死亡した場合は、年金受取総額ではなく、契約時に定められた死亡給付金(既払込保険料相当額など)が遺族(=死亡給付金受取人)に支払われます。

本問では、「契約時に定められた年金受取総額と同額の死亡給付金」とありますので、誤りです。


[4]適切
保証期間のない有期年金は、あらかじめ定めた期間中に被保険者が生存している場合に限り年金が支払われる保険のため、被保険者が死亡した場合は、それ以降の年金は支払われません。

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