FP2級の過去問 2021年1月 学科 問16

【正解１】

［１］適切
交通事故傷害保険は、国内外の交通機関との接触、乗車中、道路、建物内外での事故等、幅広い建物・交通事故をカバーしており、デパートのエスカレーターに搭乗中の事故によるケガも補償対象となります。

［２］不適切
普通傷害保険は、日常生活における身体傷害に対して補償されるもので、地震・噴火またはこれらによる津波によって生じたケガは補償対象外です。

［３］不適切
家族傷害保険は、家族全員をカバーするため、保険期間中に生まれた記名被保険者本人の子も、被保険者となります。

［４］不適切
国内旅行傷害保険では、国内旅行中の飲食による細菌性・ウイルス性食物中毒も補償対象となります。

【正解 1】

[1]　適切
交通事故傷害保険では、エスカレーターやエレベータの事故でも補償の対象となります。

[2]　不適切
普通傷害保険では、地震・噴火・津波によって生じたケガは補償の対象とはなりません。
他にも、病気や細菌性食中毒なども対象外となります。

[3]　不適切
家族傷害保険では、保険期間中に生まれた子であっても、被保険者となります。
契約時ではなく、事故発生当時の関係性によって被保険者となります。

[4]　不適切
国内旅行傷害保険では、国内旅行中の傷害を補償する保険であるため、住居を出発してから帰宅するまでの道中での傷害は、補償の対象となります。
また、細菌性食中毒も補償の対象となります。

【リスク管理：損害保険】

についての問題です。

1 .〇

交通事故傷害保険は国内外の交通事故やエレベーター・エスカレーターに搭乗中の事故によるケガ等が補償の対象となります。

2 .×

普通傷害保険は国内外の日常生活での傷害を補償します。

病気・地震・噴火・津波によって生じたケガは補償の対象外です。

3 .×

家族傷害保険は普通傷害保険の補償と同じです。

被保険者は、生計の共にする同居の親族、別居の未婚の子で、保険期間中に生まれた子の含みます。

4 .×

国内旅行傷害保険は、国内旅行中のケガと食中毒を補償します。

病気・地震・噴火・津波によって生じたケガは補償の対象外です。