FP3級の過去問 2018年5月 学科 問10

正解は×です。

リスク対策として「リスクコントロール」と「リスクファイナンシング」があります。
リスクコントロールとは、損失の発生を防ぎ、また損失の拡大を防ぐ方法です。
リスクファイナンシングとは、損失を補填するために金銭的な手当てをする方法です。

リスク管理の手法は、大きくリスクコントロールとリスクファイナンシングに分類されます。

リスクコントロールはリスクの回避、分離、移転などを通じて、損害の発生頻度を減少させ、発生した場合にも損害の規模拡大を抑制することです。

一方で、リスクファイナンシングは、損失を補てんするために金銭的な手当てをする手法です。

よって、正解は2の×です。

【正解 2の×】

リスクコントロールとはその名の通りリスク自体を回避するものです。似たような言葉でリクスファイナンスという言葉がありますが、こちらは金銭面で対処する手法です。

「損失を補てんするために金銭的な手当てをする方法」はリスクファイナンスに該当する為、正解は2の×となります。