FP3級の過去問 2018年5月 学科 問44

正解は２です。

株価純資産倍率（PBR）とは、株価が１株あたり純資産の何倍になるのかの指標です。
「PBR＝株価÷１株あたり純資産」
設問のPBRは６００÷２５０＝２．４

株価収益率（ PER ）とは、株価が１株あたり利益の何倍になるのかの指標です。
「PER＝株価÷１株あたり純利益」
設問のPERは６００÷４０＝１５

正解は2です。

・株価純資産倍率₍PBR)
株価が1株あたり純資産の何倍になっているかを表しています。
「株価÷1株あたり純資産」で求められるので
600円÷250円=2.4倍

・株価収益率(PER)
株価が1株あたり純利益の何倍になっているかを表しています。
「株価÷1株あたり純利益」で求められるので
600円÷40円=15倍

よって、2番の組合せが正解です。

株価収益率（PER）は下記の式で表され、値が低い方が割安です。
　　株価収益率 ＝ 株価 ÷ 1株当たりの純利益

今回のケースでは、株価が600円、1株当たり純利益が40円なので、PERは以下の通りです。

　600円 ÷ 40円 ＝ 15倍


株価純資産倍率（PBR）は下記の式で表され、値が低い方が割安です。
　　株価純資産倍率 ＝ 株価 ÷ 1株当たりの純資産

今回のケースでは、株価が600円、1株当たり純資産が250円なので、PBRは以下の通りです。

　600円 ÷ 250円 ＝ 2.4倍


よって、正解は2です。